「夏の三股恋物語」夏物語(1996) シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
夏の三股恋物語
ブルターニュ地方のリゾート地ディナールを舞台にした恋愛ドラマで、ドーヴィル辺りかと思ったら,もっと西の方でした。『春のソナタ』同様、海岸や建物などの風景の映像が美しくてリゾート気分が味わえます。一方、お話し自体は主人公の青年が節操なく三人の女の子の間をフラフラしているだけで、結構退屈しました。クレープ屋の女の子以外は、キャラがイマイチ分かりにくいのも感情移入しづらいです。エリック・ロメールが描く男性は、みんなこんな感じなのかな?役者では、メルヴィル・プポーは優柔不断で腰が据わってない感じがよく出ていました。クレープ屋の女の子役のアマンダ・ラングレの笑顔が印象的でした。
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