氷の愛撫

劇場公開日:

解説

エロスをテーマにした世界のさまざまな国を代表する監督たちによる短篇オムニバス「アート・オブ・エロス」の一編。台詞を一切排除して音楽と映像だけで構成された、シリーズ中異色のファンタジック・エロス・ムービー。監督・脚本は「精霊の島」のフリドリック・トール・フリドリクソン。製作は「コルチャック先生」のレジーナ・ツィグラー。

2000年製作/27分/アイスランド
原題:On Top Down Under
配給:マグナム=ビューズ
劇場公開日:2002年4月27日

ストーリー

厳冬のアイスランド。女性(ニーナ・ニーナ・グナスドトール)は夏に愛し合った青年(ヒナミル・スナイル・グヴズナソン)を思い出しながら、つららを使って自慰行為にふける。そして青年を思いながら彼の写真を抱きしめて、全裸で暖かいベットに潜り込む。一方、オーストラリアのダウン・アンダー。熱砂の中に、青年は佇んでいた。積んできた氷のブロックをトラックの荷台に積み込み、ある目的地へと青年はトラックを走らせる。やがて、ある場所、ある部屋にたどり着く。部屋について、彼は氷を中に運び入れる。青年は全裸になり、氷のブロックを踏み台にして自らの首を吊り、氷が熔けるとともに生命を絶つ。その頃アイスランドでは、彼を愛する女性が彼のことを想って、安らかな眠りについていた。

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スタッフ・キャスト

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