リターナーのレビュー・感想・評価
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山崎貴の名が印象づけられた作品
"プレミアムステージ特別企画" で鑑賞(地上波初放送)。
とても好きな映画だ。ハリウッド大作に負けないSFアクション映画を日本でもつくれるのかと、子供ながら興奮したことをはっきりと覚えている。本作と「ジュブナイル」を観て、VFXの凄さに衝撃を受け、山崎貴監督の名が脳に刻まれた。
「ターミネーター」を彷彿とさせるタイムスリップ物でありながら、意表を突くどんでん返しな展開に驚かされた。
金城武の華麗なガンアクションは、モロ「マトリックス」の影響を受けているが、彼のカッコ良さが相まって好きだ。
樹木希林の、飄飄とした味のある演技はさすが名優だなと思うし、敵を車ごと吹き飛ばす派手な仕返しが痛快だった。
岸谷五朗の、欲のためなら容赦無く人を殺すマフィア幹部も印象に残っている。愛用する銃のモデルガンが欲しかった。
醍醐味であるVFXだが、特に旅客機がダグラの宇宙船に変形するシーンのクォリティーに目を剥いて引きつけられた。
山崎貴ってすごい監督だと、尊敬と憧れの念を抱いた。栄冠に輝いた今振り返ると当時からその片鱗はあったのである。
なかなか面白い
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宇宙人に侵略されて人類が滅びかけている未来から鈴木杏がやって来た。
地球に来た最初の一匹を殺してしまおうという作戦だった。
杏は金城と知り合い、最初は信じてもらえないが半ば脅して仲間にする。
金城には幼馴染を人身売買した岸谷という仇がいた。
やがて最初の一匹の宇宙人を岸谷が殺したことが原因で、
キレた宇宙人が地球を侵略したということが分かって来た。
2人は金のために宇宙人の身柄を密かに拘束していた岸谷のアジトへ。
そして見事に奪還し、宇宙人に返還。未来は変わった。
こうして杏の姿は消え、未来へ帰って行った。
しかしその後金城は敵の残党に襲われ、撃たれる。
でも偶然服の中に入っていた金属片により、無傷で済んだ。
杏が未来から恩を返しに来て、金城の命を救ったのだった。
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凸凹コンビではあるが、金城と杏コンビが最高。
ってか、TVを見てない時代やったんでおれは杏を知らんかった。
食品工場でほぼ同期のチャッカン好きって言ってたのを覚えてる。
それが誰か知らんかったおれは適当に話を流してたけど。
何で覚えてるんかというとチャッカンが変人だったから。
他に好きと言ってたのはアンヌ隊員やったもんなー。
鈴木杏とはどんな人やろ?って気になって記憶にも残るわいな(場)
そんなに美人じゃないけど、それがゆえの可愛さがあるわ。どろろっぽい。
金城との間の何とも言えない信頼関係は素敵。
あと岸谷の極悪っぷりも最高やったわ。
でも全体を通じて思うんは、杏の持ってた武器の使い方が下手。
この時間操作を有効に使えばもっと楽にクリアできてない?(場)
「どんなものでも奪還する」という職業から、盗みのプロみたいなものを...
「どんなものでも奪還する」という職業から、盗みのプロみたいなものを想像していたが、少し違った。
ターミネーターかETか、少しマトリックスのような雰囲気もあり、とっ散らかったストーリーになりかけたが、ラストはよかった。
「ミヤモトのピンチの時は助けに行く、借りは返す」という伏線の回収の時は泣ける。
スケール熱演の鈴木杏、好演‼️
絶頂期の金城武の存在感は圧巻でした。
宇宙人との戦いで危機を迎える地球の未来は後のターミネーターを連想させました。
ストーリー、映像共にクオリティが高く十分に楽しめました。
岸谷吾郎、いい味出してました。
凄く良かったです。
地球のために
戦争を止めるために未来のチベットからやってきたミリ。パクリと思われてもしょうがないほど、『ターミネーター』そっくりな設定だ。宇宙人は『E.T.』、アクションは『マトリックス』、と日本のVFXでここまで出来るんだぞ!と世界に(?)に知らしめた作品。しかし、基本はSFアクションではあるが、ヤクザ映画がベースになっていることが恥ずかしい。オリジナリティがある部分と言えば鈴木杏の演技が光る「アルデンテ」と宇宙船くらいだろう。あのアパートのシーンは好きだ。
それにしても、パクリ大賞を差し上げたいくらいの出来だ。これくらいやられると気持ちいい。ラストも『BTTF』だろうな~と思っていたら、期待を裏切らなかった(笑)
無名作品ながら、なかなかおもしろかった
この作品、存じ上げてませんでしたが、なかなか力作の邦画アクション作品でした。そう考えると、山崎貴監督って、いろんなタイプの作品を作り出していて、多才な監督さんですね。そして、この頃からVFXのクオリティが高い!
ストーリー展開的には、過去の洋画名作をオマージュしたような印象。マトリックスだったり、ターミネーターだった、E.Tだったり、インディペンデンスデイだったり。全然悪くはないんですが、どっかで見たことある感は拭えなかったですね(笑)
最後の伏線回収は見事にでした!コートになにかしてるミリはなんか普段と違うなぁと思って見てたけど、「そういうことだったか!?」と感心させられました。でも、何度も帰ってこれるんだったら、そもそも一緒にいればいいのに。。と思ってしまいましたね(笑)
キャストの中では、岸谷五朗さんがダントツも存在感がでしたね。演技力、身のこなし、どれを取っても悪カッコイイ!!鈴木杏ちゃんは、最近あまり見ないから、懐かしいーと思いつつ、かわいかったです。演技、アクションも良かった!主役の金城武さんは、アクションはバリバリでしたが、セリフに感情が乗ってないというか、どうも棒読みに聞こえました。なんか変にアテレコしてるような感じでした。。
なかなかに掘り出し物作品でした!
金城武は黒のロングコートで格好良く、 鈴木杏も役にハマってて演技も...
金城武は黒のロングコートで格好良く、
鈴木杏も役にハマってて演技もよかった。
岸谷五朗は悪役で雰囲気があってよかった。
全体的にいろんなオマージュがあり、すごくできはよかった。
これはコレでありでした。
ターミネーターとE.T.とマトリックスをたして5で割ったような内容
内容は、まあ普通。ターミネーターとE.T.とマトリックスをたして5で割ったような内容。どこかで見たような展開が延々と続くのは つまらない。しかも主人公には無敵の武器があるのだが、なぜかそれを時々しか使おうとしない。「オマエはスペシウム光線を出し惜しみするウルトラマンか」と突っ込みを入れたくなる。話も矛盾だらけで、やはり突っ込み入れ放題。主人公は敵のボスを殺すチャンスがあっても、なぜか殺さない。
しかも2人の主人公のうち、女の演技が最悪。危機的状況で焦っていたはずが、次の瞬間には冷静になり、大人をからかうような生意気な態度を取る。必要最低限の演技くらい、ちゃんとやってほしい。
邦画ということで甘い点数をつけたかったが、それは無理だった。CGがきれいなのが救い。
未来を救う少女と裏家業の男
ラストの伏線の回収も、忘れた頃にやってきた感あり、わざとらしくなく気づける人には気づけてにやりとする難易度で良い。ちなみに私はそんなシーンがあったことさえ忘れた。それも、その前のシーンの別れのシーンが良かったからだ。鈴木杏演じるミリの、体が薄れ行くなか、何の台詞もないシーンなのだが、そこがいい。言葉は要らず、役者の、いやミリの気持ちがひしひしと伝わってきた。映像ならではの演出に涙した。
話をラストの伏線回収に戻す。タイムマシーンものの話はバックトゥザフューチャーを始め、大好きだがそれは、この時間を越えたトリックがあるからに他ならない。
面白かった。
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