劇場公開日 2002年8月31日

「未来を救う少女と裏家業の男」Returner りんごえんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0未来を救う少女と裏家業の男

2015年11月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

ラストの伏線の回収も、忘れた頃にやってきた感あり、わざとらしくなく気づける人には気づけてにやりとする難易度で良い。ちなみに私はそんなシーンがあったことさえ忘れた。それも、その前のシーンの別れのシーンが良かったからだ。鈴木杏演じるミリの、体が薄れ行くなか、何の台詞もないシーンなのだが、そこがいい。言葉は要らず、役者の、いやミリの気持ちがひしひしと伝わってきた。映像ならではの演出に涙した。

話をラストの伏線回収に戻す。タイムマシーンものの話はバックトゥザフューチャーを始め、大好きだがそれは、この時間を越えたトリックがあるからに他ならない。

面白かった。

りんごえん