T-CITY

劇場公開日:

解説

舞踏家・勅使川原三郎が、身体や物質や音が空気に溶け入り、未経験的変化を呼び起こしていくと言うコンセプトの下、創作した映像作品。監督は「NOIJECT」の勅使川原三郎で、撮影も担当。出演は、勅使川原監督が設立したKARASのダンサー、宮田佳と家永光一、「原子力戦争 LOST LOVE」の山口小夜子。01年3月発表の『Luminous』の公演に合わせた特集上映『映像の中で舞う勅使川原三郎/Aプログラム』で公開された。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。

1993年製作/28分/日本
配給:アップリンク
劇場公開日:2001年3月17日

ストーリー

水平な線と垂直な線によって構成された街T-CITYに迷い込んだひとりの少女。彼女は線に捕らえられた女を救い出すが、その時、線は瓦解し、街は崩壊、時間軸が歪み、世界は時間を喪失してしまう。そんな中、空気の中からひとりの男が現れた。やがて、3人の身体は出現と消失を繰り返し、物質的な束縛から解放されていき、新しい時間、新たな次元が発生し始める。

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