「ごめんなさい。私好みではありませんでした。」名探偵コナン ベイカー街の亡霊 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
ごめんなさい。私好みではありませんでした。
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コナンが、バーチャルゲームの中でジャックザリッパーの謎に挑む物語。
随分前に鑑賞済みですが、録画していたものを再鑑賞。
個人的にはまったく評価出来ない映画です。
バーチャルゲームを舞台にした映画は少なからずありますが、評価ポイントは「実際の命に係るか?」だと思っています。
例えば、ハンターハンターのグリードアイランド編は、ゲーム中の死は「実際の死」でした。
例えば、サマーウォーズは、ゲーム中の敗北は「実社会の大規模災害」でした。
この映画ではどうだったでしょう?ゲーム参加者全員が敗北したら「実際の死」が設定されていました。でも、その恐怖が映画で描かれることはありません。ゲームオーバーになった少年少女は、ただゲームが終わっただけのリアクション。「コナン君、後は宜しくね」と消えていきます。それではキャラへの感情移入が出来るわけはありません。
キャラに感情移入出来なければ、どんなピンチや危険にも感情移入出来るわけがありません。
コナンが恋焦がれるシャーロックホームズの世界を描きたかったのでしょうが、私的には失敗だったと思います。
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