呪怨(1999)のレビュー・感想・評価
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結構、驚かされました。
他のレビューでもありましたが、ジャパニーズホラーっぽくない。
得体の知れない化け物が、次々と人を襲っていくので、
西欧のホラー映画の色合いの方が強い。
怖がらせ方も、来るぞ来るぞと脅しといて、最後にドカンと一発。
というより、驚かされました。
その繰り返しです。
驚かせ方の演出は、悪くないと思います。
99年当時、これほど怖い映画が他にあっただろうか…
ビデオ映画ながらあまりにも怖いと評判となり、後の劇場版、ハリウッド版の制作へと展開。
「リング」と並び日本のホラーと清水崇監督を世界に知れ渡らせた名作。
日本特有の怖さ“おぞましさ”を前面に出し、人間の恐ろしさも描いたシリーズ原点にして最怖の作品。
オリジナル版の1と2を合わせた内容が劇場版となる為、1だけだと物語は不完全なままに終わってしまいます。
ストーリーだけを手早く知りたいなら劇場版を見てしまうのがお勧め。
しかしその反面続けて見ればより細かい部分が知れるのと、ビデオ映画ならではのB級感が漂いながらも過激な恐怖を体験できるのではないかと。
Vシネのチープな画。
初見。
Vシネのチープな画だから尚怖い快作。
遠慮なく怖く撮る気満々のJホラー黎明期の闊達さ。
私的最恐作、女優霊の3年後か。
ありふれた家庭という密室の鬼畜所業が最も非道で不気味という怖さの発見が今も新味をかもす。
必見、と言おう。
清水崇初監督作品/初代Vシネマ版呪怨
『リング』より怖い『呪怨』。日本映画のリングが大ヒットしてJホラーシアターなるジャンルが出来て発掘された作品。令和の現代では超有名な作品だが元祖はヤクザ映画で有名な東映Vシネマ。
最も怖いのは顎なしカンナ
伽椰子と俊雄のエピソードを知っていれば、時系列操作は難なく理解できる。佐伯家、村上家、そして北田家と同じ屋敷をめぐる恐怖のエピソード。今回初めて見たけど、血まみれシーンなどは劇場版よりもおぞましいと感じた。
俊雄、由紀、瑞穂、柑菜、伽椰子、響子とエピソードが展開し、それぞれの原因・結果が曖昧なまま収束に向かう・・・が、この作品だけでは結論は見えてこない。ただただ、続編に期待させる大いなる序章のような位置だ。
瑞穂章では村上強志のガールフレンドとして登場する栗山千明が初々しい。彼女もどうなったんだろ?そして強志の行方は?謎をいっぱい残したまま続編に突入してもいいのか?などと心配してしまう。
終章、響子では霊感の強い鈴木響子がメインで、佐伯、村上と去った屋敷で次の住人には日本酒を飲ませることを不動産屋の兄に約束させる。
微妙
ホラー好きなので観たが微妙。
怖くなかった。階段から降りてきた伽椰子とドアから現れたのはどちらも伽椰子なの?
胃ににわとりが入れられたのは?何故黒猫に執着する?顎を奪った理由は?
気になることが多く、それが明かされぬまま終わるのでちょっと不完全燃焼。
映像はしゃあない
その後のシリーズに連なる全てがほぼ出尽くしている。
人間関係だけならその後の劇場版よりはるかにドロドロでえげつない。
勿論、呪怨独特の世界観は出来ているから劇場版の後から観ても良いと思う。
グロ耐性無い人にはお勧めしません。
オリジナルビデオ版
【俊雄】教師小林(ユーレイ)が佐伯家を訪問、格子から腕だらーん「せーんせーい…」、猫マーの墓、うしろの俊雄「にやーーー」
【由紀】例の家の家庭教師由紀、音飛びするCDプレーヤー、天井に伽椰子「あ"あ"あ"あ"」→没収
【瑞穂】例の家の兄つよしの彼女瑞穂(栗山千明)、暗い職員室、白い足音パタパタ、着信4444444、見下ろすと白俊雄
【拑奈】警察でんでん、セーラー服血だらけ顎なしCGの娘カンナ
【伽椰子】顔のない写真、字も絵も下手くそな伽椰子のストーカー日記、屋根裏に伽椰子、階段から這い降りる伽椰子の名シーン扉から顔落下、剛雄から電話→小林の妻を殺して赤子をぶん回して撲殺→ゴミ袋から伽椰子の手
【響子】霊力が高い不動産の妹響子、清酒で判断。
呪怨シリーズ始まりのVシネマ
正直低予算Vシネマだけあって映像はショボいです。予算がない分アイディアで勝負してますね。しっかり見せる事なく怖い雰囲気を作り出してます。
ストーリーはあってなきがごとく、訳がわかりませんが、とにかく呪いの家に入ったらカヤコさんに襲われてしまうという・・・安物件恐っ!!引っ越しも命がけだわ!
怖いと言ったら怖いのですが、意外とカヤコさん出番が少ないのが残念です。70分ちょっとしかないのでサクサク観れます。
あ、それと栗山千明の若い頃が見れるのでファンの方は是非ー!
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