「予算の制約を逆手に」呪怨(2000) La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
予算の制約を逆手に
「リング」と並ぶ Jホラーの代表作が、公開25周年を記念しての劇場公開です。僕は初めての鑑賞でした。家に宿る呪縛霊が、次々移り代わる住民を恐怖に引きずり込むお話。
なるほど。怨念を直接的な形で見せるのではなく、「何かが起きそう」という不吉なゾワゾワ感を時制の往来で巧妙に引っ張って恐怖を呼び起こします。低予算の制約を逆手に取ったのかな。でも、この一作だけだとスッキリしたまとまりが感じられませんでした。だからと言って、「呪怨2」はもう観なくてよいな。
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