「最も怖いのは顎なしカンナ」呪怨(1999) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
最も怖いのは顎なしカンナ
伽椰子と俊雄のエピソードを知っていれば、時系列操作は難なく理解できる。佐伯家、村上家、そして北田家と同じ屋敷をめぐる恐怖のエピソード。今回初めて見たけど、血まみれシーンなどは劇場版よりもおぞましいと感じた。
俊雄、由紀、瑞穂、柑菜、伽椰子、響子とエピソードが展開し、それぞれの原因・結果が曖昧なまま収束に向かう・・・が、この作品だけでは結論は見えてこない。ただただ、続編に期待させる大いなる序章のような位置だ。
瑞穂章では村上強志のガールフレンドとして登場する栗山千明が初々しい。彼女もどうなったんだろ?そして強志の行方は?謎をいっぱい残したまま続編に突入してもいいのか?などと心配してしまう。
終章、響子では霊感の強い鈴木響子がメインで、佐伯、村上と去った屋敷で次の住人には日本酒を飲ませることを不動産屋の兄に約束させる。
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