沈黙の旋律

劇場公開日:

解説

結婚した夫になじめない新妻の姿を描いた一編。監督・脚本は「ボンベイ」のマニラトナムで、彼が国際的に注目されるきっかけになった一作。撮影はシュリーラーム。劇中の楽曲は作曲をイラヤージャ、作詞をヴァーリが担当。出演は『アンジャリ』『ザ・デュオ』(映画祭上映のみ)のレーヴァティ、演技派として知られるモーハンとカールティクほか。

1986年製作/146分/インド
原題または英題:Mound Ragam/Silent Raga
配給:アジア映画社
劇場公開日:1998年9月6日

ストーリー

マドラスに住む女子大生ディヴィヤ(レーヴァティ)は、公務員の父によってデリーの会社員チャンドラ・クマール(モーハン)と突然見合いをさせられ、結婚するが、夫をよせつけようとしない。悩んだ末にチャンドラがディヴィヤに離婚の書類を渡すと、彼女はかつて非合法活動家マノーハル(カールティク)という男を愛し、秘密裏に結婚しようとしたが、彼が自分の目の前で殺されたという過去を告白する。役所から1年経たないと離婚できないと通告されたふたりは寝室を別にして形だけ夫婦でいることに。やがてディヴィヤはチャンドラの優しさに気づき、彼を愛するようになり、彼女を実家に帰そうと頑なになっていたチャンドラも彼女への愛を自覚し、ふたりは結ばれるのだった。

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