コンタクトのレビュー・感想・評価
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SFの最高峰
私の中では、SF映画No.1です。とても深い内容が語られており、「信じる行為」について鋭く迫っています。人がそれを正しいと受け入れる瞬間、論理的整合性だけでは埋め尽くせない少しだけの直感的飛躍を伴います。本作は、その認識の飛躍は検証しうるのか、それが叶わない場合には如何にしてその飛躍の正しさを信じ受け入れるのかを問います。原作者の思考は深く、宗教と科学という一件論理的に異なる構造を持つと思われる事項も、実はそれぞれで「確信を得るためには」同じ飛躍を必要とすることを示します。
「ヒトは一つ一つの行為を確認し、確信しながら時間という一方通行の流れに沿って生きています」
その一歩を進める判断に対して、「何を根拠に、あなたはそれを真実であると思うことができるのですか」と問います。
共通する「真理」
SF映画のステージを上げる足掛かりとなった、ある種エポックメイキングな作品の一つと言っていいんではないでしょうか。エモーショナルであり、スピリチュアルなテーマを持ったシナリオは、単なる「娯楽」を越えた高い作品性を示しています。
信仰と科学という相反する価値基準、そこに共通する「真理」があることを作品全体を通じて感じさせてくれます。
ラストは突き詰めない余白があること、そこで評価が分かれるかもしれません。「コンタクトに成功した」ことの証明は行わないという。方位磁石を証明に使えるアイテムとして暗に示しているようにも見えますが。(インターステラーはこの考えを推し進めたというわけです)
このころのジョディ・フォスターの美貌ってやっぱり目を惹きます。
SF超大作に過言なし
素晴らしい
面白い
物語に進み方も安定して観た後は、おーと満足感があります。
1997年の映像として、今観てもなんら違和感も感じさせない映像美で
全世界巻き込む大きなテーマがちゃんと盛り込まれてます。
信じるか信じないか
目に見える物だけを、記録されたデータのみを信じるのか
神の存在等にも触れてて、宗教や科学などあらゆる分野、全部は無理でも、主要なものに触れるテーマを宇宙という大き過ぎるものの中でも取り入れているのは凄いですね
宇宙の専門家が観ても楽しめるのではないのでしょうか
更に、未来のある子供も目を輝かせて観れ
ちゃんと考えさせられる良い映画です
ちょっと長いので、子供は飽きちゃうかもだけど
宇宙と繋がるシーンは心踊ると思います。
是非是非
「未知との遭遇」よりも全然いい
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
天文学者になり、観測施設で信号を探し、最初にそれを捕捉し、信号を分析し、政治的なやり取りを超えて、遂に接触に挑む。かなり科学的に一つ一つの行程をしっかりと進んでいくのが観られる物語がいい。
それにジョディ・フォスターの、宇宙に没頭している科学者としての情熱と理論的な思考と態度が好ましい。まだ若くて美しい彼女のそのような姿勢が、主人公として物語を形作ることに貢献している。
可能性を秘めたSF映画
「もしも宇宙に地球人しかいなかったらスペース(宇宙)がもったいない。」まさにその通りです。私たちは広大な宇宙の、ほんの一部にすぎないのだと改めて"感じる"ことができました。
宇宙人(地球人も宇宙人の一種ですが)と交信して接触しようと試みる。決してフィクションではありません。もしかしたら、近い将来に実現しているかも?そんな夢のあるストーリーに終始釘付けでした!
SF映画には珍しい、可能性を秘めた作品です。
宇宙のロマン
原作カールセーガン。
映像が素晴らしい!特異点を潜り込んで宇宙を漂うシーンの映像化に感動しました。
フォスターの言った
『宇宙飛行士や科学者ではなく、詩人がくるべきだった』のセリフもうなずけます。
原作を読んでるときにどんな光景なのだろうかと思ったけど、なるほど綺麗だ
原作と比べるとハリウッド的な恋愛要素をいらなかったと思うけど、最後のオチが原作と違っていて楽しめました。
オッカムの剃刀らへんのやりとり。
カールセーガンの思い描いた宇宙。そして、人間の矮小さ、人間原理なひとたち。敬虔に真理を追究すべきというのは共感できます。
宇宙からのメッセージが送られてきてからの宗教家たちの動きぶりはよく考えられていて納得いくものでした。
この映画で伝えたかったこと、それは最後の、スペースがもったいない、のセリフに全てが詰まってると思います。
ファーストコンタクトを主軸においたドラマ
地球外知的生命体探査SETIをメインテーマに選んだ作品
有名なのだと未知との遭遇があるが
本作は徹底したリアル路線で描かれる
ラストの展開も納得の出来
大衆受けする作品ではないが地球外知的生命体との遭遇とは
どういうふうに起きるのかを知ることができる
日本人は途中で盛大にずっこけるシーンがあるが
そこ以外は非常に素晴らしい
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