「共通する「真理」」コンタクト okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)
共通する「真理」
SF映画のステージを上げる足掛かりとなった、ある種エポックメイキングな作品の一つと言っていいんではないでしょうか。エモーショナルであり、スピリチュアルなテーマを持ったシナリオは、単なる「娯楽」を越えた高い作品性を示しています。
信仰と科学という相反する価値基準、そこに共通する「真理」があることを作品全体を通じて感じさせてくれます。
ラストは突き詰めない余白があること、そこで評価が分かれるかもしれません。「コンタクトに成功した」ことの証明は行わないという。方位磁石を証明に使えるアイテムとして暗に示しているようにも見えますが。(インターステラーはこの考えを推し進めたというわけです)
このころのジョディ・フォスターの美貌ってやっぱり目を惹きます。
コメントする