浮浪雲
劇場公開日:1982年4月24日
解説
時は江戸末期、勤王だ佐幕だと、世情不安な品川宿。この品川の問屋場の頭が、マゲを前で結い、女の着物をひっかけた珍妙ないでたちの、人呼んで浮浪雲。彼は東海道五十三次の命知らずの雲助たちを意のままに動かすことができ、しかも剣の達人でもありながら、空に浮かぶ雲のごとく、小事にこだわらず自由気ままに生きている--ジョージ秋山原作の『浮浪雲』のアニメーション化。雲と息子・新之助、妻・お亀との情愛、新之助の坂本竜馬に対する憧憬が、監督・真崎守、作画監督・富沢和雄、画面構成・川尻善昭などのスタッフで描かれる。また竜馬暗殺シーンの斬新なイメージは村野守美が担当。声の主演は山城新伍、熊谷真実ほか。
1982年製作/91分/日本
配給:東映
劇場公開日:1982年4月24日