水戸黄門漫遊記 伏魔殿の妖賊

劇場公開日:

解説

「水戸黄門漫遊記」('52)の第二部。(第一部は「水戸黄門漫遊記 地獄谷の豪族」)

1952年製作/87分/日本
配給:東映
劇場公開日:1952年3月6日

ストーリー

江戸に帰った黄門は謡曲師匠になりすまして、地獄谷の野武士一党の陰謀を見まもった。かれらは犬公方綱吉の愚昧に乗じて嫡子吉里を擁立し、天下を乗取ろうと企てていたのであった。甚左と六衛は柳澤家で門前払いを喰い、女すりお新の世話で長屋に住みついた。友之助は与力同心に職を得て柳澤家を看視し、千世は道中関根に誘惑されて、柳澤家の腰元にさせられた。甚左と六衛は柳澤家のものに襲われ、六衛は殺され、甚左は傷ついたまま柳澤家にしのび込み千世と逢った。一方柳澤の別邸では暗殺団が結成されていたが、お新のはたらきで、黄門はその場所を知った。千世は兄の仇が吉里であることを知って、友之助との恋をあきらめて吉里に身を許し連判状を盗んでしまった。黄門はじめ甚左、助さん、格さん、友之助、お新らは柳澤家に斬込み、激闘の末吉里をたおした。だがかれらは連判状を胸に息絶えていた千世の姿を見つけた。かくして天下の政道は立ち返り、黄門主従はまた剽然と旅立つのだった。

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