日本人ここにあり
劇場公開日:1968年10月19日
解説
明治百年と北米移民百年を記念、南北アメリカ大陸を11万7千キロにわたって縦断し、アラスカからアルゼンチンまで、いたるところで活躍している日本人の姿をとらえた、きわめてスケールの大きい記録映画である。そこには、アラスカやカナダで資源の開発に努力している人もあれば、カリフォルニアで大規模な農業を経営し、ボリビアやブラジルで実権を握っている人もいる。というふうに、華々しい活動ぶりにたのもしいものが感じられる反面、人生の半ばで倒れた人たちがいることをも見せ、はなやかな面ばかりを強調していないことはよい。皇太子御夫妻のブラジル訪問で結んでいるのは、劇場での興行価値を考えたもっとも安全で強力な配慮といえるし、“文部省特選”にふさわしい要素でもあろう。
1967年製作/94分/日本
配給:大映
劇場公開日:1968年10月19日
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
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