釣りバカ日誌Sのレビュー・感想・評価
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釣りの成果はスズキ、アユ、マダイ
松竹喜劇映画のベテラン森崎東監督がメガホンをとり、初の夏休み1本立てロードショーとなったスペシャル編。
作品前半では、谷啓演じる佐々木課長の日常が描かれ、まな娘の縁談をめぐる騒動に焦点を当て、父親の複雑な心理状態を細やかに描く。
ハマちゃんは、スーさんとみち子さんの不倫疑惑で自暴自棄になって大暴れしてしまう。
● 公開日:1994年7月16日
● ロケ地:島根県
● ゲスト:富田靖子、田中邦衛、清川虹子
● 釣りの成果:スズキ、アユ、マダイ
● 監督:森崎東
【”ハマちゃんの妻・みちことスーさんの不倫騒動疑惑勃発の巻。”森崎東監督作なので、いつもと違った雰囲気かな。スーさんがすきやばし次郎で寿司をつまむシーンは貴重ではないかな。】
■鈴木建設社長・すーさん(三國連太郎)は、友人の息子が佐々木課長(谷啓)の娘・志野(ナント!富田靖子サン)にひと目惚れしたと聞き、見合いをまとめる。
志野には、高校時代からの好きな男、山内健吾(ウワワ、加勢大周!)が居り、デートの場に駆け付けた彼がブルーハーツのラヴレターが流れる中、”彼女をお願いします!”という言葉に、志野は彼を追いかけるのであった。
その夜、すーさんはナント!すきやばし次郎で馴染みの銀座のマダム舞子(松尾嘉代)に告白され、驚きつつ夜にもかかわらず、出張中の浜ちゃんの家に立ち寄り、優しいみち子(石田えり)と世間話をしながら酔いつぶれて寝てしまう。
翌朝、家を出て、タクシーに乗るところを田宮(田中邦衛)に見られてしまい、話は面倒になっていくのである。
◆感想<Caution!内容にやや触れています。>
・冒頭から、何かそれまでと、雰囲気が違うなあと思って資料を見たら、監督が森崎東さんだった。年代的にこの方の作品は、最後になった秀作「ペコロスの母に会いに行く」をギリギリ劇場で鑑賞したのだが、笑いの種類が微妙に気がするんだな。
山田洋次監督より、年長だったから、任せたのだろうな。
・物語は、佐々木課長の今まで、一切でなかった家庭が映されたり、佐々木さんが娘が嫁に行くことで、ちょっと元気が無くなったり、森崎東さんのちょっと切ないトーンが前半は占めている気がする。
・後半は、いつものハマちゃん&スーさんコンビの流れになり、舞台も出雲に移り、スペシャルって感じになっていったね。
<今作は、ハマちゃんの妻・みちことスーさんの不倫騒動疑惑が勃発する事で起きるドタバタが描かれるが、西田敏行さん演じる浜ちゃんが、悩むシーンなど珍しいシーンがテンコ盛りである。
あとは、ヤッパリ今作で出演が最後になった石田えりさんは、年代的に殆ど出演映画を観ていないのだが、今作の大きな魅力はこの方の、柔らかく温かく子供みたいな浜ちゃんを包み込む優しさなんだよなあ、と思ったな。じゃーね。>
ほのぼの
Sは佐々木課長のSだ〜!
今回は7ではなくS(スペシャル)。内容が違うのかなと思いきやいつも通り笑
ハマちゃんの上司、営業三課の佐々木課長が準主役ばりにたくさん登場するので、おもしろかった。
今回は佐々木課長を掘り下げるのかと思いきやそうでもなく、いつもより出番が多い安定の佐々木課長なのでした笑
今作のヒロインは佐々木課長の娘の富田靖子。めちゃくちゃ美人でびっくり仰天…!いつもはない若者たちのちょっとした恋模様もなかなか良き。
さて、今回の一番の目玉はスーさんとみち子さんが不倫でハマちゃん自殺宣言!?
ハマちゃんの溢れんばかりのみち子さん愛は素敵だけど、それが壊れた時はどうなるのか…!
いつも通り気楽で楽しい釣りバカだからご安心を笑
でも、ちょっとやりすぎ感はあった気がするけど。
石田えりもとうとう見納め。 が、前半は何の関係もない話。富田靖子が...
釣りバカは映画館でずっと二本立てで上映してたけど、この回から一本立...
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