「疲れやすいのび太」映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
疲れやすいのび太
テレビ放送が終了する深夜には画面が「砂の嵐」になってしまいますが、石川県、福井県ではこれを「ジャミジャミ」と言います。そんなジャミジャミ画面に突如ホテルのCMが入り、のび太のパパが寝ぼけて予約を入れることからドラマが始まった。
ドラえもんの道具にばかり頼っていたのび太君は体力的に衰えが目立っていたが、この作品ではそんなのび太のように機械まかせで暮らしていたチャモチャ星の住民たち。アンラック王の時代に作られたロボットナポラギストラーが実権を握り皇帝として君臨してしまったのだ。人間がロボットにとってかわり、ロボットが人間を支配する国。そうして、ガリオン侯爵の息子サピオがのび太たちに助けを求めるのだった。
それほど大人向けの設定はなく、戦争に巻き込まれる描写がある程度。ドラえもんは故障して海の底に沈んでしまうが、「のび太君にもう一度会いたかった」とつぶやくドラえもんにはちょっとウルっときてしまう。また、ロボット支配を終わらせるためにガリオンがウィルスを開発し、それをナポラギストラー皇帝に組み込むところが肝。時代はフロッピーディスクなのだが、大きさを考えるとスマートメディアっぽい。
しずかちゃんのヌードはないが、のび太のヌードあり。
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