夜は俺のものだ

劇場公開日:

解説

町医者の家にふとした事件が縁で、兇悪犯四人が同居するというサスペンス・ドラマ。島田一男の「刑事部屋・もう一人知っている」より阿部桂一が脚色、森園忠が監督、井上莞が撮影した。出演は、菅井一郎・沢本忠雄・東谷暎子・高野由美など。

1958年製作/48分/日本
原題または英題:The Night is Mine
配給:日活
劇場公開日:1958年7月13日

ストーリー

貴金属商三宝堂に四人組が入り、ダイヤを強奪した。一味の一人修吉は、岩蔵との義理づきあいだったので、早くズラからしてくれと、岩蔵や十太郎に頼んだ。と、もう一人の男の拳銃が火を吹き、修吉は倒れた。その時、警官隊が追跡して来て、十太郎は肩をやられた。--その暁方、小山医院は激しくノックする音に起された。客は親戚の史郎という青年だった。その友人が怪我をしたという。車に乗ると目隠しをされた。降りた物置小屋には十太郎がいた。が、重傷でその場で処理できるものではなかった。小山医院へかつぎこむことになった。医院では、十太郎が退院するまでは全員罐詰にせざるを得なくなった。一方、修吉の屍体が解剖され、修吉の口から一粒のダイヤが現われ、三宝堂事件との関係が浮び上って来た。さて、小山医院は依然として罐詰のまま。小山は事態の急迫を感じて、浮世クラブへ潜行、ボスの高松に会った。が、その帰途逮捕された。一味は狼狽、娘の奈津子を人質にして逃げ去った。十太郎の妹霧子は、十太郎を射ったのが一味であることを知るようになった。霧子は、一味が高飛びの用意をしている岸壁の倉庫へ入っていった。そして、岩蔵に拳銃を浴びせた。その瞬間、高松の拳銃もうなり、霧子は倒れた。史郎に、奈津子の居場所を耳うちし、電話にすがり一一〇番を廻した。史郎もめざめた。奈津子を救い出し、高松らと乱闘を演じた。倉庫はすでに警官隊に包囲されていた。

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