警視庁物語 魔の伝言板
劇場公開日:1958年6月22日
解説
「警視庁物語 七人の追跡者」のスタッフ、脚本・長谷川公之、監督・村山新治、撮影・佐藤三郎がつづいて製作する警視庁物語シリーズ。出演も大村文武・堀雄二・神田隆らの前作と同様の刑事連に、三井弘次が犯人に扮する。
1958年製作/61分/日本
原題または英題:Tokyo Patrol-The Taxidriver Murders
劇場公開日:1958年6月22日
ストーリー
連日の様に四回も発生した運転手殺しに警視庁捜査陣はやっきとなっていた。偶然パトカーとの衝突をさけ様として立木にぶつかったタクシーのトランクから運転手の死体が発見された。その車の中から逃げ出す三人の男を追跡一人を逮捕した。この男は北野といい、通称三ちゃんと呼ばれる男と職安で知り合い、運転が出来る事から今大阪へ定期便で行った運転手の替りに雇われたのであった。その払暁皮ジャンパーに血のついた男が非常手配に捕った。この男は黙秘権を楯に頑として口を聞かなかったが、生命を取り止めた三回目の被害者の証言、指紋等から過日に渡る運転手殺しの一人で前科六犯小川勝次と判り刑務所を小川と一緒に出た前科五犯大沼三之助が通称三ちゃんである事も明かにされた。又被害者と北野とによって作られたモンタージュ写真が各署に配られた。その写真から横瀬八郎なる事が分りその横瀬は赤羽署に窃盗容疑で逮捕されていた。一方四回目のタクシー内からはつけまつげが発見されたが、それは踊り子サリイ町田のものであった。サリイの言によると運転手の頭にハゲがありその車に乗ったのは二時過ぎであるとの事であった。然し運転手はその時間には死んでいる事から睨み合せて、そのハゲの男が定期便の男で名は高岡と言う事をつきとめた。横瀬の口からみんなのアジトは知り様もなかったが、駅の伝言板を利用して連絡とっている事を知った捜査陣は、大阪から帰った高岡が、大沼と連絡するのにきっと伝言板に来るに違いないと、駅頭の伝言板を中心に張り込んだ。伝言板には例の記号で連絡事項が書かれてあり、待ちわびる刑事達の前へ遂に高岡が現れた。伝言板を見た高岡はビンゴーホールへ、そして待合した大沼との前に刑事達は踏込んだ。
スタッフ・キャスト
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捜査主任神田隆
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長田部長刑事堀雄二
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太田刑事大村文武
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林刑事花沢徳衛
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金子刑事山本麟一
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渡辺刑事石島房太郎
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高津刑事佐原広二
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パトカー乗務員A多麻井敏
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パトカー乗務員B河童六十四
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指令室係員南川直
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警官A岡野耕作
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警官B岩上瑛
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警官C小島謙太郎
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赤羽署・捜査係須藤健
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大沼三之助三井弘次
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小川勝次織本順吉
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北野明外野村晋
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高岡進小林寛
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横瀬八郎田中春男
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運転手(被害者)滝島孝二
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被害者(入院中)久保一
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タクシー会社所長白河青峯
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配車係志摩栄
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木村竹三滝謙太郎
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クラブ支配人杉義一
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サリイ町田奈良あけみ
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横瀬の情婦光岡早苗
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事務員A大野広高
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事務員B佐渡谷きぬ子
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少女柳生尚美
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バタ屋荒船行一
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進行係日置三郎