警視庁物語 夜の野獣
劇場公開日:1957年12月22日
解説
東映の犯罪ものシリーズ“警視庁物語”の一篇。「肌色の月」の長谷川公之の脚本により、「天狗街道」の小沢茂弘が監督、「少年探偵団・第二部 夜光の魔人」の福島宏が撮影した。主演は「満月乙女笠」の堀雄二、「どたんば」の波島進、神田隆、加藤嘉、風見章子、「ジェット機出動 第101航空基地」の小宮光江、それに浜田百合子など。
1957年製作/83分/日本
原題または英題:Night Beasts
劇場公開日:1957年12月22日
ストーリー
惨殺死体を発見した警視庁捜査陣は、現場附近の聞込み、現場の検証に乗り出した。その結果、被害者のものと思われる血糊のついた財布、原っぱという現場に似合わない女物の財布、イアリング等が貴重な資料として発見され、それらを手掛りとして足の捜査行脚が始った。女物の財布は男娼が地下鉄内で掏られたもので、その男娼の証言からスリの顔も判ったが、翌日その男が明らかに他殺と思われる轢死体となって現われる始末だった。一方イアリングは有閑夫人が殺人現場で逢びき中に落したものであることが判明し、夫人はその時ルノーで走り去る男を見たという。捜査陣は苦心の末その車の運転手を発見した。そしてその運転手を頼りに、山村刑事は犯人と思われる若い男の情婦雪江のアパートを探り当てることが出来た。雪江を連行した捜査本部では、雪江の所持する時計は被害者が修理のため持出した妻の時計であることを確認、更に彼女のハンドバッグから犯人の写真を発見した。キメ手となる確証を得たが、雪江の口からは何も聞出すことが出来なかった。捜査本部に残された最後の手段は、雪江を釈放し犯人を誘い出すことだった。釈放された雪江の後をつけた山村、長田刑事は、遂に犯人のアジトと思われる平屋を探り当てた。必死になって拳銃を盲撃ちにし、逃げ廻る犯人も遂に弾丸つきて警官たちに逮捕された。
スタッフ・キャスト
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捜査第一課長松本克平
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主任警部神田隆
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長田部長刑事堀雄二
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山村刑事波島進
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林刑事花沢徳衛
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金子刑事山本麟一
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早津刑事外野村晋
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渡辺刑事石島房太郎
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第二現場の医師片山滉
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刑事A菅沼正
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刑事B滝謙太郎
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捜査第三課野本部長刑事加藤嘉
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ビジネス・ガール風の女(婦人警官)山本緑
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所轄署制服警官生信賢三
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警察病院に入院中の警官岩上瑛
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交通巡査萩原満
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背の高い吸取役の男(犯人)関山耕司
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細野雪江小宮光江
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横田小吉中村是好
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集団スリA潮健児
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集団スリB瀬川純
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集団スリC日尾孝司
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集団スリ(逃した男)織本順吉
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女スリ(唖)千石規子
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男スリ稲葉義男
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紳士風のスリ小島洋々
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チンピラ大村文武
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山田栄三牧野狂介
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山田栄三の妻風見章子
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大田毛織社員A南川直
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大田毛織社員B増田順二
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大田毛織社員C高原秀麿
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犬を連れてた子供真藤孝行
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時計屋の主人東野英治郎
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秋葉修造須藤健
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妻広子浜田百合子
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木村秀三田口耕平
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男娼軽部昭二
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運転手A大東良
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運転手B最上遊馬
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運転手C清村耕次
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運転手(痣のある男)D富田仲次郎
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運転手E皆川一郎
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タクシー会社の事務員朝比奈浩
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運転手A岩城力
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運転手B岡部正純
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運転手C中山暁夫
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運転手D滝島孝二
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阿部三郎(ルノーの運転手)長島隆一
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アパートの管理人吉川英蘭
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踊子奈良あけみ
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山科阿部九洲男
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初老の女三戸部スエ
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女給仕宮田悦子
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交換嬢美鈴れい子
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トヨペットの運転手広神昇一
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支那ソバ屋の若衆北峯有二
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煙草屋の婆さん近衛秀子
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捜査本部・制服警官久保一
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被害者紳士風小塚十紀雄
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被害者商人風志摩栄
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集団スリD霞凉二
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集団スリE高田博
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集団スリF豊野弥八郎