笑え勘平より 摩天楼の秘密

劇場公開日:

解説

「笑え勘平より 消えた短剣」につづく第二部。製作スタッフは前作と同じく、キャストも助演陣に若干の異動があるが主演は変らない。

1957年製作/53分/日本
原題または英題:Secret of Skyscraper
劇場公開日:1957年11月5日

ストーリー

以前桐原邸の宝石強盗事件の犯人逮捕に手柄をたてた勘平も、就職の方は芳しからず浪人という身の上だった。やっと恋人香枝子に紹介された雑誌社に就職依頼に行っての帰途、従妹の広子に逢い広子から無理矢理小さい包を押しつけられた。広子は相次ぐ宝石強盗事件の黒幕の男とつながりがあった。やがて包の中のダイヤを奪い返そうと、ダイヤの辺達が現われ勘平を襲ったが、その途端白鳥刑事が飛び出して来たので窮地を脱することが出来た。しかし香枝子を首領ロペスに奪われるという事態が起きた。広子から電話があったので、早速勘平は広子の許へ行ったが、そこへロペスが現われ拳銃で打ちのめされた上宝石を奪われた。広子もロペスと共に姿を消してしまった。香枝子が閉じこめられているビルをつきとめた勘平は直ちに急行したが、かえって隣室にぶち込まれてしまった。間もなく辺達が宝石を奪いにやって来たロペスと凄絶な撃ち合いがはじまった。そこへ警官が駈けつけて辺達は立往生。勘平は弾丸つきたロペスに体当りを喰わしてようやくロペスを逮捕することができた。波乱が治ると、勘平は相変らず呑気に少年達を集めて野球を楽しんでいた。勘平と香枝子のスイートな夢も果しなく大空いっぱいに拡がって行くのだった。

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