「元祿忠臣蔵・大石最後の一日」より 琴の爪のレビュー・感想・評価
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討ち入りの日から50日経った江戸の町の風景。義士として町中で持て...
討ち入りの日から50日経った江戸の町の風景。義士として町中で持て囃されていた。
細川家に身柄を預けられ、次々と切腹の座につく赤穂浪士たち。将軍家の温情があるのではないかと噂があったり、死罪ではないんじゃないかと話したりする。そして、死の直前の十郎左衛門にひとりの女性(扇千景)が逢いに訪れるが…。
琴を弾かずにはいられないおみの。男装してまでも十郎左に会いに行くほど恋い焦がれていたのだが、吉良邸襲撃がバレそうになるところを祝言という形で逃れただけと本心を打ち明けない十郎左。しかし、切腹のときまで琴の爪を肌身離さず持っていたのだ・・・そして、後を追うように自害したおみの。若者の虚しい死を嘆く内蔵助であった・・・
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