学生五人男シリーズ・第二部 迷探偵出動

劇場公開日:

解説

スタッフと主要キャストは第一部と同じで、他に「懐しのメロディー」の川口節子(1)と杉狂児「人生劇場 望郷篇 三州吉良港」の月形哲之介等が出演する。

1954年製作/59分/日本
劇場公開日:1954年3月17日

ストーリー

五人男は女流フィギュア・スケートの名手昌子と仲良しで殊に船木は彼女を愛していた。波多は学術調査団に加って大阪へ行き、残り四人は又アルバイトで忙しい。山形は運ちゃん。船木は日雇いだが稼いだ金も昌子さんへの愛に費やそうとする。所が彼女の背後には椎名という男があり、昌子の父親の研究費も彼から出ている。彼の正体はストリップ劇場を経営するインチキ興行師だが、昌子親子の信用は仲々厚い。四人は証拠を掴むために彼を尾行し、椎名がホテルへ情婦ヒロ子としけこんだ所を写真に撮ろうとしたが失敗する。次には福沢と山形が家具屋に化けて椎名の家にのりこむがこれも駄目。昌子のフィギュア・スケート発表会が終れば、彼女は椎名と一緒に大阪へ行くという。かくては最後の手段と、杉村はアラビア人に扮して椎名の経営するナイト・クラブへ行き、船木はスケートリンクに張りこんで昌子を待ったが、乾分に捕って倉庫に檻禁される。が、折よく大阪から帰った波多に救われる。杉村は変装を見破られて大騒ぎになったが、そのときクラブ手入れの警官隊がなだれこみ、更にリンクに居る椎名を追う。リンクは大混乱になり、椎名は拳銃を発射して逃げたが捕えられる。昌子は今さらの如く船木の愛に感謝し、五人組の顔も明るかった。

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