続・おんな番外地
劇場公開日:1966年5月3日
解説
「おんな番外地 鎖の牝犬」の舟橋和郎がシナリオを執筆「赤いダイヤ」の小西通雄が監督した“おんな番外地”シリーズ第二作目。撮影は「昭和最大の顔役」の星島一郎。
1966年製作/83分/日本
配給:東映
劇場公開日:1966年5月3日
ストーリー
三年間の務めを終えて、栃木刑務所を出所した平山妙子は所内で免許をとった美容師で身をたてることに意欲を燃やしていた。だが、世間は前科者に冷く、せっかく就職しても身許がバレるとたちまちクビになった。その妙子の身許をバラすのは、やくざの長谷川であった。長谷川は、所内で妙子と同居していた郁子の愛人であった。郁子は、面会に来なくなった長谷川を気づかって、一足先に出所した妙子に手紙を依頼したのだ。ところが長谷川は、新しい女と同棲しており、さらに、手紙を持ってきた妙子をも毒牙にかけようとしたのだ。それからというもの、長谷川は執拗に妙子につきまとい、妙子が、就職し落着こうとすると、告げ口して、ことをこわしていった。そしてある日、ぼんやりと繁華街をぶらついていた妙子は、刑務所時代の仲間照代に会い、同じ仲間のフミが経営している飲み屋に入った。ここは当時の仲間たちのたまり場で、派出婦になった千代、ドヤ街のパン助和子、ストリッパーの桃子、高利貸しのトミなどがたむろしていた。そこで妙子は、フミの好意で、自分の店を出すスポンサーとして、玩具屋の主人黒江を紹介してもらった。それから間もなく、黒江の力で妙子の店が開店した。今では、妙子は、金をぬきにして黒江を熱烈に愛するようになっていた。しかし、そんなとき、また長谷川が妙子の前に現われ、脅迫した。仕方なく妙子は、長谷川にいわれるままに、彼のアパートに出向いた。手にしっかりと剃刀をにぎりしめて--が、剃刀で長谷川を刺そうとした瞬間、長谷川がそれに気づき、二人は剃刀を奪いあった。そこへ、刑務所を脱出したばかりの郁子がやってきた。郁子は、ことの意外さに驚くと、夢中で長谷川を剃刀で刺した。だが、このことが黒江の耳に入り、棄てられた妙子は、またひとり空ろな心で街にさまよいでるのだった。
スタッフ・キャスト
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平山妙子緑魔子
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吉井郁子城野ゆき
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小野照代若水ヤエ子
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野坂フミ清川玉枝
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松尾千代浦辺粂子
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若井桃子春川ますみ
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倉橋トミ子弓恵子
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長谷川貞夫今井健二
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久保中北千枝子
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岸本荒木道子
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加賀昌代谷本小夜子
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堀光枝三界りえ子
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篠崎マツ桧有子
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古河茂子樋口かずみ
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峰川看守竹村清女
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三宅春日千里
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看守伊藤慶子
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竹内高橋とよ
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丹羽山本緑
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石井志麻ひろ子
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川口峰子水木梨恵
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桜田不二子原知佐子
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三上映子安城由貴子
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奥村沢彰謙
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奥村淳子利根はる恵
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黒江田中春男
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ユカ天野世津子
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池亀由利徹
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里見相馬剛三
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ミカ美容院見習生田沼瑠美子
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じゅん美容室見習生佐々木梨里
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手相見玉川良一
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女中の少女片山由美子
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流し水城一狼
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テレビアナウンス都健二