劇場公開日 1975年5月17日

オリエント急行殺人事件(1974)のレビュー・感想・評価

全40件中、1~20件目を表示

3.50091 判事の数は? トゥエルブ!

2024年7月18日
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鑑賞方法:TV地上波

1975年公開
アガサクリスティ原作は意外な犯人を描く中でも
特に人気が高い。
それを紐ほどいてわかりやすく映像化するのは難しいが
シドニールメットそつなくこなす。
要因の一つがやはり出演者が重厚だと映画が締まるね。
二つ目はポワロにアルバートフィーニ―を持ってきた事。
最後に容疑者を集めて大演説をするのも似合う。
個人的にはショーンコネリーがポワロを挑発するように
ネタバレ寸前のセリフを発し、真相解明でそれを
繰り返さざるを得なかったところが好き。
ジャクリーンビゼットもひときわ美貌で出演。
あーそれとオリエント急行が出発するところも伴奏と
相まってゴージャス感出る。
75点
テレビ初鑑賞 1980年11月2日『日曜洋画劇場』

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NWFchamp1973

3.0美女役ではないイングリット・バーグマンが素敵。

2024年3月1日
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鑑賞方法:その他

悲しい

興奮

デビット・スーシェ演じるポワロの、ドラマ版「オリエント急行の殺人」を観た後に鑑賞。
アルバート・フィニーのポワロはスーシェのポワロと比べると、品がなく嫌らしい人物に見えてしまう。スーシェのポワロに慣れているので違和感を拭うまで少し時間がかかった。
構成はドラマ版の方が好き。犯人の意外性や、ポワロの心理描写が際立っている。
素晴らしかったのはイングリット・バーグマン。この作品での評価が高かったので一度観てみたかった。「ガス橙」のように、品行方正な美しい人物を演じることの多いイメージだったので、初めは彼女がどの役で出ているのか分からなかったほど。細かい演技で画面の外の人物まで表現されていたので驚いた。
ショーン・コネリーは相変わらずダンディで格好良い。
どこかで見たはず、と思った人物がどこかサイコパス臭を漂わせていて、記憶を辿ると「サイコ」のベイツ役の人だった。
イメージが覆る役者もいれば、どうしても初見のインパクトが拭えない役者もいて面白い。
古い映画だけにテンポはやや遅く感じるが、豪華キャストは見応えあり。

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るんさん

3.5コネリー様がかっこいい。

2023年12月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

2018版よりはこちらが好き。
最初に原作を読んだ時の衝撃はもちろんないので、あとはもう舞台設定や役者をどう見せるか、とか事件の明かし方、ポアロの決着の付け方とかなんだろうね。

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なお

5.0マフィア

2023年11月24日
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がいたんです
劇中にいました
目撃しました

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だーすべいかー

4.0リメイクも楽しみ

2023年11月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

ミステリー映画ってジャンルの作品自体が少ないけど、本作はその中で1番面白い。
理由は簡単。犯人は誰だ?という謎解き以外に、作品全体の緊張感、緊迫感があって引き込まれるからだ。

僅かな手掛かりを頼りに様々なことを解き明かしていくポアロ。そんな事、今関係あるのか?なんて考えてしまうけれど、ポアロはちゃんと考えてるんだね。

ラストに爽快感がなく少しモヤっとしたものが残るけど、この作品に関してはラストではなく途中が面白いミステリーってことで、概ねOK。

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つとみ

4.512人の怒れる豪華俳優たちの私刑シーンに涙が…

2023年9月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

もう何度観たか分からないこの作品だが、
たまたまイギリスTV版の
「オリエント急行殺人事件」を観たので
比較として改めて鑑賞した。

しかし、視点の全く異なる作品だった。

上映時間の問題もあるだろうが、
TV版ではアームストロング家関係者の
一人一人のプロフィールには
あまり重点を置いてはいない。

むしろ、犯人12人の心情への寄り添いと、
真実・社会的正義との狭間の中で葛藤する
ポアロの苦悩に焦点があり、
シリーズ最終回でのポアロ自らの私刑行為
との関連から判断すると、これも価値ある
「オリエント…」のように感じた。

さて、今回のルメット版の鑑賞、
これまで、これほど涙を誘われた事は
無かったような気がする。
犯してはならない行為と
理屈では理解するものの、
ポアロの聴き取りと12名による私刑のシーン
では、丁寧に描かれた犯人それぞれの
愛する人への想いが思い出され、
涙が溢れるばかりだった。

その後、
ケネス・ブラナー版も公開されたが、
全体構成や演出の上手さによる
作品の完成度、
そして、感情を揺さぶられるとの点では、
やはりこのルメット版が
一番ではないだろうか。

シドニー・ルメット監督には、
「十二人の怒れる男」「狼たちの午後」や
「旅立ちの時」等々、
たくさんの名作で楽しまさせて頂いたが、
改めてこの作品の完成度の高さに、
名作に浸ることの出来た喜びを感じる
鑑賞となった。

因みに、
私のシドニー・ルメット監督のベストワンは
「プリンス・オブ・シティ」です。

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KENZO一級建築士事務所

5.0十二人の怒れる乗客‼️

2023年7月29日
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楽しい

怖い

興奮

おなじみアガサ・クリスティの有名ミステリーの映画化です‼️イスタンブールの駅でオリエント急行に乗るローレン・バコール、イングリッド・バーグマン、ショーン・コネリー、リチャード・ウィドマーク、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、ジャクリーン・ビセット、アンソニー・パーキンスたちオールスターキャストの顔ぶれが紹介される冒頭がワクワクする楽しさ‼️ピンと張った口ひげのアクの強い "小さな灰色の脳細胞" ことエルキュール・ポアロに扮したアルバート・フィニーも大熱演‼️ 「十二人の怒れる男」「ネットワーク」みたいな作品で多人数を捌くことに長けたシドニー・ルメット監督の演出も実に素晴らしい‼️この人にはぜひアベンジャーズの新作を撮って欲しかった‼️この豪華なオールスターの顔ぶれを見ていると、誰が犯人でも不思議ではないほど一癖も二癖もある顔ぶれ‼️だからこそ思わず納得のラストシーン‼️しかし「ロシアより愛をこめて」といい本作といい、ショーン・コネリーにはオリエント急行がよく似合う‼️

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活動写真愛好家

5.0贅沢な名優たち

2023年1月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

40年代から70年代までスクリーンを彩った美しい女優陣。バーグマン、ローレン・バコール、バネッサ・レッドグレーブ、ジャックリーン・ビゼット、それだけでも満足。加えて、アルバート・フィニーとマーチン・バルサムの掛け合いと、ショーン・コネリー、名優ジョン・ギールグッドに悪役ウィドマーク...
これだけの名優たちが一堂に会したキャスティングは作品として化石級。
さらにすごいと思うのは、これだけの配役を集めていながらコンパクトに2時間でまとめたシドニー・ルメット。原作の筋をきちんと整理して、要領よくまとめ上げる才能はやっぱりさすがのキレ味。シーンの一つ一つが丁寧で何度見ても飽きない。
主役ポアロに頼ったリメイク版よりは良いと思う。

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Bluetom2020

0.5横溝正史や火曜サスペン○劇場の元祖だろう。

2022年12月26日
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マサシ

4.0本の方が、謎解きを最後まで楽しめた

2022年4月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本を先に読んでいたが、映画ではポワロの尋問などから、全員犯人ではと思わせる。

本では、各尋問が終わるごとに、『こいつが犯人だ』と思わせた。

1人づつ死体をナイフで突き刺すシーンなどは、映像の方が印象に残る。

それにしても、この設定、ストーリー展開、アガサクリスティの名作ですね。

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藤崎敬太

3.5豪華キャストだが

2022年4月13日
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ジョニーデブ

4.0イングリッド・バーグマンやらジャクリーン・ビセットやら

2021年6月19日
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kossy

3.0最近のと比較して観た

2020年7月8日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

ラストの判定シーンは、違いがありました。ポワロのイメージが、また変わるかも。

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ケイト

3.0やっぱりポワロといえばこの見た目なんだよね。新しい方も見たはずなの...

2020年6月29日
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鑑賞方法:TV地上波

やっぱりポワロといえばこの見た目なんだよね。新しい方も見たはずなのにポワロの印象がまったく記憶に残ってなかった。しかしながら、オチを知ってしまったがゆえに感動が半減。知らなかったら大いに混乱して楽しめただろうと思う。

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原っぱ

2.0そんなに面白くなかった

2019年7月16日
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鑑賞方法:DVD/BD

サスペンス好きの人には良いのかな?

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見聞

4.0オールスターキャストの登場(搭乗)シーンにはいつ観てもうっとりさせられる。

2019年5月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

①オリエント急行が照明を付け、汽笛を鳴らし、車輪がゆっくり回りながら出発するシーンは、いつも「これからどんな映画の旅に連れていってくれるのか」と同じワクワク感がある。②最近の改悪リメークと比べると、今は本当に銀幕のスターと言える人達がいなくなったなぁ、と思う。

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もーさん

4.5ルメット監督は娯楽作品を撮らしても一流であった

2019年1月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

誰もが知る超ベストセラー推理小説が原作だから、当然お話の舞台も、筋書きも、犯人も、謎解きも、観客はもちろん全部頭に入って分かってる
それでも面白い
流石というしかない

観客は原作を読んだそれぞれのイメージ通りであるかを各シーン一々確かめながら観てしまう訳だが、監督の完全勝利だ
誰もが脳裏にイメージしたもの、いやそれ以上のものが映像となっているからだ

豪華俳優陣の名演、監督の演出、豪華列車を本当に再現した美術、俳優陣を演技を更に引き立てる見事な衣装
カメラも素晴らしい
特に駅に次々と登場人物が現れては列車に乗り込み機関車のライトが点き蒸気を吐いてゆっくりと進み出すシーンは最高の出来映え
そこにワルツのテーマ曲が被さっていく
敢えて機関車の騒音は無く、蒸気のシューという音だけが控えめにするのみ
この音楽が本作全体のムードを支配しており、華やかな国際列車での殺人事件を陰惨さから切り離している見事さ

謎解きシーンでのフラッシュバックで同じシーンが繰り返されるようで、実は違う撮り方で見せて違う印象で同じシーンを見せているのも効果的

何よりポアロ役のアルバート・フィニーの役作りと演技が素晴らしい
見事に原作の中のポアロが実体化している
撮影時30代だったというから、そのメイクは半端ない
終盤の謎解きシーンの長台詞は圧巻、もちろんそれに至る過程でのうざいポアロをこれもまた見事な演技で再現してみせている

あのイングリッド・バーグマンが、敢えて地味な女性役を演じてアカデミー助演女優賞を獲っているが、自分としては陰険なアメリカ女性役のローレン・バコールが良かった
厳つい表情での人物紹介シーン、殺人シーンで彼女の表情をカメラが捉え続けるシーン、ラストシーンの乾杯でみせる笑顔との落差が本当に素晴らしい心に残る名シーンだと思う
そして美しかった

本作の監督にシリアス派で知られたルメット監督が選ばれたのは、やはりほとんどのシーンが密室劇になるからであろう
もちろん彼の出世作は密室劇の永遠の金字塔「十二人の怒れる男」だからだ
そのプロジューサーの目論みは大成功しているばかりか、それ以上の成果を挙げている
何故ならルメット監督、娯楽作品を撮っても一流であったことを証明して見せたのだから

プロジューサーの眼力、ルメット監督の実力、名優達の熱演
名作になるわけだ

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あき240

5.0豪華密室…絢爛な演技合戦に魅了!

2018年6月30日
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知的

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しゅうへい

3.5高名

2018年5月21日
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なだけあってなるほど!っていう結末。

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肉ネ~ム

4.0良心と一騎打ちをしよう

2018年3月21日
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知的

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shimo