関東やくざ者
劇場公開日:1965年7月10日
解説
梶原賢三の原案から、「関東流れ者(1965)」の小沢茂弘がシナリオを執筆、監督したやくざもの。撮影もコンビの山岸長樹。
1965年製作/90分/日本
原題または英題:The Gambler
配給:東映
劇場公開日:1965年7月10日
ストーリー
大正七年、富山県に起った米騒動は全国に波及した。大谷組々長大谷清次郎は、恩人高島伯太郎に、高島邸所有の軍用米を一般放出するよう懇願した。伯太郎対寺西軍閥政府直談判の末、清太郎の望みは達せられた。一方民友党顧問原田弥太郎は、この機に乗じて民政内閣樹立に奔走、東京のやくざとして、実力日本一を誇る関東桜会々長川上東洋と結託した。米騒動を境に寺西内閣は失脚、かわって民友党内閣が成立した。原田は、好景気に沸く海運業界を牛耳ろうと、大日本郵船の乗っ取りを目論んだ。清次郎はこれを聞き伯太郎に話したが、清次郎は、大谷組は土木請負であって暴力団ではないと説く伯太郎に従い、関東桜会の対決は消えた。東京に帰り原田邸を訪れた伯太郎は、面会謝絶のうえ、帰途関東桜会の暴漢に襲われた。病院に駈けつけた清次郎に、伯太郎は郵船株主総会で丹下社長に加担して、原田、川上の乗っ取り阻止を頼んだ。伯太郎の恩義にむくいるため、株主総会に出席する工作をした大谷組を、原田、川上は内閣の権力を悪用し、宇都宮警察を動かして、大谷組上京を阻止しようとした。白竜閣に陣取った大谷組と関東桜会の不穏な様相は、噂となって広まり、世論を恐れた原田は、丹下社長と会談の末手をひいた。だが川上は、あくまでも、大谷組との対決を迫っていた。そして、病院の伯太郎を射殺し、決闘状を清次郎のもとに届けた、怒った清次郎は、川上への弔合戦を誓うと、白竜閣に工事用ダイナマイトを投げつけた。清次郎は、恩人の仇とばかり川上と相対すると、川上の胸を刺した。修羅場に立ちすくす組員をなだめ清次郎は一人で罪をきて、静かに立ち去った。
スタッフ・キャスト
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大谷清次郎鶴田浩二
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高島伯太郎村田英雄
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川上東洋丹波哲郎
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静香富司純子
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中山留吉山本麟一
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北条秀之助大木実
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福原丑五郎曽根晴美
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松宮長次郎待田京介
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お光二宮ゆき子
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お京三島ゆり子
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操原泉
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糸子森美千代
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丹下益次郎香川良介
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原田弥太郎内田朝雄
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高原武人加賀邦男
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唐島力蔵有川正治
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藤松藤本秀夫
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朴遠藤辰雄
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沢田近江雄二郎
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滝沢川浪公次郎
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花山鉄次北島三郎
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武田清山城新伍
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大久保省三楠本健二
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黒田文六小田部通麿
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佐々木保相原昇
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水野幸八汐路章
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松本五郎蓑和田良太
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木下西田良
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井上野口泉
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寛太藤山寛美
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お秋東龍子
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お好大浦和子
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春江岡田千代
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秀男出口静宏
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明子甲元明美
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栄子吉田ひとみ
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浅田佐藤洋
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医者堀広太郎
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群集の男A浅草四郎
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群集の男B丘八郎
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芸妓山乃美七子
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教員風の女客松代章子
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宇都宮署長唐沢民賢
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宇都宮署巡査高並功
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榊原兼田好三