こんにちは赤ちゃん(1964 井田探)のレビュー・感想・評価
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一蓮托生!日本人の得意技。でも、欠点。
こんばんは、赤ちゃん
和◯雅子さんは日本人女性で、最初に北極点に行った方。その他にグリーンランドとかに挑んだ方。
ユーチューバーのマナスルに登った『か◯ちゃん』みたいな人。
60年間で日本には子供が極端にいなくなった。つまり、経済優先型の無計画な政策が間違っているからだと思うけど。
いずれにしても、ここに登場する赤ちゃんは60歳である。ご存命だろうが、残り15年の命。マニラに移住しよう!船に乗って。
グランドホテル形式にしようとして失敗
基本は桂小金治の嫁さんが産気づいて出航に間に合わなくなるところを、みなで時間を延ばしてもらうといったストーリー。山内賢はホテルの娘・和泉雅子に愛の告白。その他、川地民夫やEHエリックらのコミカルな話。
ハリウッドの影響を受けたのか、グランドホテル形式に似た雰囲気にしようとして失敗している映画。それでも笑えるところは笑える。寒いギャグもあったけど・・・
吉永小百合は船長の娘でテレビ局のアナウンサー。“いい話”を紹介するというナレーターもつとめるのだが、それほどドラマには絡んでこない。
舞台版として、今風にアレンジしてもいけそうな話。
ご存知大ヒット歌謡曲をモチーフにした、ドタバタ大騒動。
2週間の休暇が24時間に短縮させられる船乗り達。
吉永小百合は船長の娘で、小さなテレビ局のアナウンサー。彼ら船乗り達の定宿《カモメホテル》の娘に和泉雅子。彼女を追い掛ける船員に山内賢。川地民夫には小さな赤ちゃんがおり、芦川いづみは元恋人。その他には桂小金治に北林谷栄。更にはE・H・エリックや、藤村有弘と言った多国籍軍と多彩な顔ぶれ(笑)
まぁ、最近の作品で例えば『THE 有頂天ホテル』のこじんまりとしたバージョンみたいなものかな(笑)
登場人物の多くがそれぞれにカップルとなり、一晩でくっ付いたり離れたりと忙しい。
クラブに繰り出しみんなで飲み会に発展すれば船員達の為にと、ゲスト出演の“バタやん”こと、田端義男が歌う。
しかし、この後更なる大騒動に発展…あらららら!
誰1人として不快な結果にならないのは、脚本協力に永六輔のクレジットが有ったので意見でも反映されている為だろうか。
途中でどうしても赤ちゃんを手放す悲しい女の話も存在するが、最後には登場人物全てがホテルに集まってっては、♪こんにちは赤ちゃん♪を大合唱する大団円に。
結構楽しかったですね。
舞台劇としてリメイクしてもまだまだいけるんじゃないですかね。
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