九ちゃんの大当りさかさま仁義

劇場公開日

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解説

「空と海の結婚」の田坂啓のオリジナル・シナリオを、「がんこ親父と江戸っ子社員」の渡辺祐介が監督した喜劇。撮影は「ひばりの母恋いギター」の三村明。

1963年製作/83分/日本
配給:東映

ストーリー

東北はある田舎町のチンピラ三吉は、東京の空気吸わなきゃハクがつかねえと弟分の久を引っぱって豚のひしめく貨車に乗り込んだ。東京で立派な歌手になってくるからと、恋人まゆみと別れを惜しむ久の手にはトランシーバーが握られていた。憧れの東京に着いた三吉は早速ヤクザ渡世で身を立てようと陣場組を訪れたがイトもあっさり門前払い。その上米田という老刑事にお説教され、奮起した二人は屋台の焼芋屋を開業した。常連になった夜の蝶の中でも清潔な感じの陽子が久だけに親切にしたことから二人は大喧嘩になった。翌朝、アパートを飛び出してしまった三吉と人違いされた久は、陣場組の子分達に事務所へ連行され、近く出所してくる大親分吉良の復讐の身代りとして、シマを預けられる羽目になった。一方、久の後を追って家出して来たまゆみは米田に補導され、家出人の先輩で今は大学生兼女給と健気な生活をしている陽子の下宿に住むことになった。こちらは三吉、ひょんな事からある三流劇団で働くことになり、今ではなんでも一通りはこなすようになって、座長の娘ユキ子という恋人も出来ていた。言いたい放題の親分にまつり上げられた久は子分達に景品買いやダフ屋をやめさせジャズコーラスグループの結成に大童。そこへ出所した吉良が乗り込んで来たが久の天真ランマンな応対にすっかりお手上げの様子。偶然三吉と再会し、陽子が連れて来たまゆみとも感激の対面をした久は、力を得て吉良たち悪の一味をやっつけることが出来た。数日後、懐しい故郷に錦を飾った久はコーラスをバックに晴々と歌う。見守るまゆみ、三吉とユキ子も加わって若い歌声が青空一杯にひろがっていった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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