ガンパー課長

劇場公開日:

解説

『婦人倶楽部』連載の源氏鶏太の小説を「有難や三度笠」の関沢新一と矢田良が脚色。「続サラリーマン弥次喜多道中」の青柳信雄が監督したサラリーマン喜劇。撮影も同じく完倉泰一。

1961年製作/86分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1961年12月17日

ストーリー

大企業の北野化工を相手に小会社の東野製薬は、東野社長自らポスターを創る奮闘ぶりだが、宣伝販売の課長連はいい加減に働いている者ばかり。販売課の平社員北原洋太郎は社長の作とは知らず酷評をブッてしまう。「口だけなら誰だって出来る。我が社のガンはダ性だ」と社長に叱責をあびたがこれにヒントを得た洋太郎は、銃の型をまねた噴霧器を発明、敵方攻略に頭を痛める社長はワラをも掴む思いでそれをとり入れた。名づけて「ガンパー」新型殺虫剤はガン・ブームの波にのり押売撃退にも格好とあって宣伝効果も頗る上々。発売前から東南アジアへ二十万ダース輸出の声もかかる意外の反響に、流石の北野化工もガン色をなくした。洋太郎は一躍販売課長に任命され社の若手連中は青年課長誕生で張切るが、ニガイ顔を隠しきれないのは、課長第一候補を決めこんでいた酒田で、くさり切る彼に北野化工の魔の手は早くもさしのべられてきた。洋太郎の妹でカメラマンの洋子には、七〇円カレーライス店主武中雄吉なる恋人がいるが、大学出でないので兄や母に打明けられないでいた。ある日、洋太郎を訪ねた洋子は雄吉を紹介してしまった。悪びれない雄吉の態度に洋太郎は母親説得を買って出た。ガンパー輸出が公表されないのに東野製薬の株が急に値上り、不審を抱いた社長たちはその震源地が北野化工の息のかかる証券会社からだと知って緊張、極秘であるはずの情報がもれているのだ。しかも輸出の契約会社小野貿易もしぶり始めてきていた。裏側には模造品ドンパーをもって横車をおす北野化工の工作があることは判り切っていた。生返事の小野も東野が一足先に取った新案特許の書類の前には、二つ返事でサインを求めた。洋太郎に説得されて母親も遂に洋子の結婚をO・K。雄吉の店で洋子の写真集から北野と密談する酒田をみつけた洋太郎は総てを納得した。社長の前で、会心の笑みを浮べた、北原課長に、洋子のカメラは素早くシャッターを切っていた。

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