東京=ソウル=バンコック 実録麻薬地帯

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解説

ダンプの運転手の主人公が、日本・アジアにルートを持つ麻薬密売組織に捲き込まれ、事件の全貌を知らぬまま、見えぬ敵を追って東南アジアを舞台に大暴れするアクション映画。脚本は「やくざ対Gメン 囮」の高田宏治、監督は「女番長 感化院脱走」の中島貞夫、撮影は「狂走セックス族」の増田敏雄がそれぞれ担当。

1973年製作/104分/日本
配給:東映

ストーリー

和田達也は、韓国に新婚旅行中の妹・朋子と夫・吉岡竜次が、自動車事故により死亡したため、韓国へ渡った。しかし、事故現場に疑問を抱いた達也は何者かに襲われた。彼らは、韓国の警部・金大漢から、覚醒剤密売組織だと知らされ、また吉岡が、覚醒剤の運び屋として韓国警察からマークされていたことも達也は知った。達也は妹の死亡原因を追求することを決意した。達也はまず、吉岡の韓国での恋人の李明玉に接近した。その時、意外にも死んだはずの吉岡が現われた。再び金の情報で、達也が見失った吉岡と明玉が組織の手を逃れるため香港へ高飛びした、ということを知った達也も香港へ。そして吉岡は、香港で覚醒剤の製造液を手に入れると、今度はバンコックへ。達也は、吉岡を追う途中、不思議なタイ娘・パリンダと知り合った。バンコックで彼女は、暗黒組織に明るい腕利きの男ノンを達也に紹介した。彼は、達也が殺された妹のために犯人を追跡している、ということを聞き協力する。吉岡が、チェンマイへ向ったことを知った達也たちも後を追った。ハイウェーで、吉岡と達也の凄まじいデッドヒートが繰り広げられた。そして、この時、初めて吉岡は達也に事件のいきさつを語った。吉岡の勤務している会社は覚醒剤の製造密売をし、その事実を隠すために、吉岡が売人という触れ込みで韓国ルートがある噂を流していた。そして、警察に追われはじめたために組織から命を狙われているというのである。その時、頭上からセスナが襲いかかり、吉岡と明玉が射殺された。狙ったのは、吉岡のいた商事会社の藤堂とタイの麻薬組織のボス・べーラだった。達也は吉岡の手を固く握りしめると、妹、明玉、そして吉岡の三人を死に追いやった日本の大手商社への怒りがつきあげてくるのだった。

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