ずべ公番長 はまぐれ数え唄

劇場公開日:

解説

「ずべ公番長」シリーズ三作目。脚本は同シリーズ「東京流れ者」の宮下教雄と監督の山口和彦。撮影は「最後の特攻隊」の飯村雅彦がそれぞれ担当。

1971年製作/84分/日本
配給:東映
劇場公開日:1971年3月9日

ストーリー

関東のズベ公仲間でその名を轟ろかせているリカは、妹分のお雪を連れて、三度び赤城女子学園に逆戻りした。ところが、学園内は関西ズベ公界の大物で手に負えない暴れ者、河内のお紋が巾をきかせて番長的存在になっていた。リカはお紋と、当然何度か激しく対立するが、決着がつかないまま、一年後、仮退園した。リカとお雪を出迎えたのは、横浜にいるツナオの使いのヘンリー河村だった。ツナオは、安万寿と組んでエロ写真を作って生活していたが、横浜を縄張りとする中尾組と、その手先の女愚連隊Z団のために、常にいためつけられていた。そこで、リカを用人棒に迎えたのだった。横浜は、リカの生まれ故郷であり、父親がわりにもなっていた早坂竜之助もスナックを経営して健在だった。早坂はドス竜と怖れられたかつてのヤクザ時代の影はなく、柔和な初老のマスターであった。安万寿の店に落ちついたリカは、そこでズベ公仲間のセンミツ、夏江と再会、Z団に荒らされているゴーゴークラブ「ビートハーバー」の縄張りを取り戻した。一方、中尾組の手先としてZ団なる不良少女グループのリーダーをしていたお紋は、リカの勢力に押され、その成績が落ちた罰として、香港に売りとばされそうになったが、反逆し、団員全員倉庫につながれてしまった。そして中尾が、早坂とリカに刺客を放ちリカをかばって胸に銃弾を受けた早坂は死んだ。Z団の団員を逃がし、その時の争いで自らひん死の重傷を負ったお紋は、安万寿の店にたどりつき、リカに後のことを話し息を引きとった。中尾の卑劣な手段に怒ったリカを始めとするズベ公たちは中尾組へオートバイを走らせた。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0個人的思い出の映画

2019年3月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

単純

至極個人的に贔屓目な映画。それは子供の頃、いつも仕事で忙しい父親が珍しく映画に連れてってくれた。映画は記憶が浅いが渡哲也の任侠映画(だったかな?)と多分この映画だったと思う。
父親はさすがに小学生の自分にはマズイと思いこの映画上映途中で退場してしまった・・・
それから数十年、やっとその映画に再会できた。
内容は感化院戻りの不良な女番長が地元に戻って暴れ回り、ラスボスのヤクザを倒した後、元サヤの感化院に戻る話だが、東映得意の浪花節感炸裂な日本人が好きそうな作品。

今度実家に帰ったら、DVDを親父と一緒に観るかなぁ・・・
やめとこ・・

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