愛の白昼夢のレビュー・感想・評価

サガンの「悲しみよこんにちは」をベースにしてるんですよね。そこにエロを少々。だいたいお父さん役の人が下手くそでなんの魅力もない畑中葉子も棒芝居で大して脱がない・なんかなあ

80年の作品だけど、内容は70年代的退廃感に満ちている。この退廃感、当時子供だった自分には、何となく憧れていた。足を踏み入れてはいけない大人の世界な気がしていた。
映画は誰一人共感出来ない、特に主人公はワガママな悪魔だ。よく畑中葉子が出演OKしたなと思う。
しかし、カメラアングルはやたらと凝っていて、それだけで観れてしまう。TVではない、映画を撮っているという誇りなんだろう。

畑中葉子が思いの他､可愛かったのに尽きます。
懐かし日活作品でした。