くるみ割り人形(1979)のレビュー・感想・評価
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くるみ割り人形と言うから見たが、いたいけない少女を騙す爺目線のお話...
くるみ割り人形と言うから見たが、いたいけない少女を騙す爺目線のお話としか思えない。もはや
チャイコフスキーのくるみ割り人形では無い。
創業者のオリジナルストーリー。
まぁ、アニメの創作は良いのだが、残念ながら商業主義に特化し過ぎ。まさかの歌やキャラクターまで登場したのは驚いた。
イデオロギーもこれでは侵略戦争を肯定しているようだ。出来れば
純粋にくるみ割り人形が見たい。
でも、1979年の作品との事。
少女はこう言うのを見て育ったと考えると、同時代の少年は『マジ○ガーZ』『宇宙戦艦ヤ○ト』『機動戦士○ンダム』だと思うと、こちらの方が情緒はある。
原作は読んでいないが、バレエを通して見た事はある。途中本当のバレエの場面が登場するが、どちらも白い衣装だった。僕個人のこだわりと、本当の場面ででは、男性は兵士の格好(赤い制服)で、バレリーナは普段着(茶系の)だったし、それが良かった。白いチュチュだとやはり『白鳥の湖』になってしまう。勿論、僕だけの意見かもしれない。また、100歩譲って、編曲を加えるのは許せるが、イメージはできる限り壊さない方が無難だ。
いたいけない少女に夢と希望を与えて貰いたい。その力はあると信じている。
人形の世界に感動
大昔に観て、リアルなおとぎの世界?に感動しました。
途中、キキララちゃんのイラスト(思いっきり2D)が、意味無く飛んでいるのだけが、未だに納得出来ず、許し難い。
意味無くキキララちゃんが飛んでいたので★一つマイナス。
今、DVDで観ても人形劇だからこその奥行き感やリアル感は素敵です。
(注)子供向けと思われるが、子供時代は結構怖かったです。
不条理なシナリオと構成はもはや前衛的。 ストップモーション・アニメーションのクオリティは⭕️
E.T.A.ホフマンの童話『くるみ割り人形とねずみの王様』と、チャイコフスキーが作曲したことで知られるバレエ作品『くるみ割り人形』を原作にしたストップ・モーションアニメ。
不恰好なくるみ割り人形を手に入れたことがきっかけで、人形の国へ迷い込んでしまった少女クララの冒険が描かれる。
超有名な物語だけど、今までどんなあらすじかすら知らなかった作品「くるみ割り人形」。
サンリオが作った児童向け作品で学んでみました。
余談だが、サンリオが映画事業をしていることを初めて知った。なんでもやってんなサンリオ。
制作費7億、制作期間に5年を費やしたという力作。
1979年の作品ながら、ストップ・モーションアニメとしてのクオリティは非常に高い。
人形のデザインに古臭さはなく、今見てもちゃんと可愛らしい。
国産のストップ・モーションアニメって、最近ではあんまりない気がするので、この懐かしい感じにはむしろ新鮮さすら感じる。
ホフマンやチャイコフスキーの作品が原作にはなっているが、かなりオリジナル要素強めな感じらしい。まぁ原作読んでないしバレエも見たことないからわかんないんだけど。
夢か現かわからないようなドラッギーな作風は『不思議の国のアリス』成分が強いと感じたが、これは原作からしてそうなのかな?
お話のテンポははっきり言って悪い。
話の流れをぶった切ってミュージカル場面や、実写のバレエ映像が挿入されるため、俺は今何を見せられているんだ?という気持ちになってくる。
狙ってやったのか知らんが、もはや前衛芸術のような奇怪さ。
特に意味不明だったのは、呪いにかけられたお姫様を治すために各国の名士たちが集められたシーン。
あのわけわからなさは是非一度見て頂きたい。頭おかしなるで。
このシーンに登場するキャラクターの声優をみると大橋巨泉や藤村俊二、坂上二郎や愛川欽也、牧伸二などの当時の著名人がゲストとして声を当てている。
だから11pmの「シャバダバシャバダバ〜」というBGMを背負って登場するキャラやウクレレ漫談するキャラがいた訳だ。
全然世代じゃないのでよくわからんかった。よく知らないおじさんたちの持ちネタを披露されても感想に困る。
時代が経つと意味不明になるというのは、芸能人を声優に起用する時の大きな問題点だなぁ、としみじみ思いました。
「くるみ割り人形」の大体のストーリーはわかったので観た甲斐はあったと言えるが、まぁ今観て面白い映画かと言われれば答えはNO。
何故か登場した実写のピエロがめっちゃ怖かったなぁ🤡
子供の頃に観てたらトラウマになったかも。
ピエロの恐怖にヒヤッとしたい人にはオススメ!
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