あの時の君は

解説

旅先で出会った少女と財閥令嬢との間で揺れる大学生を描く青春ドラマ。16ミリ。

1978年製作／51分／日本
配給：その他
劇場公開日：1978年4月3日

ストーリー

佐々山真一郎は、東京の大学に通う学生であった。ある冬、旅に出た佐々山は、少女に出会う。彼は少女に強く魅かれ、少女とのふれあいを通じて自由になっていく自分の心に気づく。東京に帰った佐々山は、偶然外交官試験の受験説明会の掲示を目にとめ、試験を受ける事を決心する。ある日、佐々山は、学友高沢に財閥令嬢久野かおりを紹介される。かおりは佐々山を気に入り、しきりと接近してくる。彼は、将来の事を考え、功利心からかおりとつきあうようになる。こうして少女とかおりの間で、佐々山は葛藤し始める。友人、今川の勧めもあって、佐々山は試験後少女と旅に出た。しかし、約束の日、佐々山は……。全ての夢を失なった佐々山は一人で夏の街をさまよっていた。そこで彼は、偶然少女の出ている劇のポスターを見つけるのである。