科学忍者隊ガッチャマン(1978)のレビュー・感想・評価
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40年前とは言え、オリジナルってかっこよかった。
近大さんが素晴らしいレビューを書かれているので、あまり、書くことがなく、割愛しますが、やっぱりいいものは時間がたってもいいと言うこと。二時間の中にこれでもかと色々なドラマが含まれています。まだ観ていませんが、実写版の評価があまり芳しくないですね。予告では結構イケてて格好良かったんですけどね。ガッチャマンリアル世代としては楽しみです。では皆さん、ご一緒に「バード、ゴー!」。
おはよう忍者隊…イヤイヤ、科学忍者隊参上!
大鷲の健、コンドルのジョー、白鳥のジュン、つばくろの甚平、みみずくの竜、レッドインパルス、南部博士にアンダーソン長官、そして総裁Xにベルク・カッツェ…。
ご存知タツノコプロの名作アニメの1978年に制作された劇場版。
総指揮に岡本喜八、音楽にすぎやまこういち、メカニックデザインに「ガンダム」の大河原邦男などビッグネームも揃う。
最近「ガッチャマン」と言うと朝の某情報番組でのパロディ版の印象が強いが、こちらは本家本元。
お馴染みの面々が登場する度に、一体いつ笑わせてくれるのかなぁ…という淡い期待は物の見事に覆され、話は真面目に展開していく。当たり前か(笑)
(あのパロディ版ってオリジナルに結構忠実)
正義の秘密結社が世界征服を企む悪の組織と戦う…というストーリーは古典的でありながら、やはり何処か童心をワクワクさせるものがある。
でも、単純な勧善懲悪に収まらず、生き別れになった実父を探す健と父の正体、人一倍ギャラクターを憎むジョーの過去、ベルク・カッツェの哀れな最期など子供向けに媚びない。
不平不満を言うギャラクター隊員の描写はユニーク、健の実父とジョーの最期は悲劇的な自己犠牲の一面もある。
これで戦う5人の苦悩のドラマもあったら良かったのだが、その辺は実写版で描いてくれるかな?
来年夏、実写映画化されるが、期待半分不安半分だ。
シリアスにやり過ぎると「CASSHERN」のようになるし、娯楽性を押し出すと「ヤッターマン」のようになってしまう。
どういう風に描くか、お手並み拝見といきたい。
一番気になるのは、ベルク・カッツェは誰が演じるんだろう〜?
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