エロス学園 感度ばつぐん

劇場公開日:

解説

学校のホープとして人気を集める女子高校生が少年院から出たばかりの男の出現で変貌していく姿を描く。脚本は「女秘書の告白 果肉のしたたり」の桃井章、監督は「ホテル強制わいせつ事件 犯して!」の蔵原惟二、撮影は「東京チャタレー夫人」の萩原憲治がそれぞれ担当。

1977年製作/67分/日本
配給:日活
劇場公開日:1977年10月1日

ストーリー

城南高校は女生徒優勢であり、日向みさは、ミス城南、クラス委員、そして陸上部のホープとして皆の人気者だった。みさは柔道部の明美、新聞部の佳江と特に仲が良かった。下校の途中、みさ、明美、佳江を城北高校のスケ番たちがとりかこんだ。リーダーの富子の合図で乱闘となり、みさが危うくなった、その時、薄汚れた学生服を着た男が飛びこんでくる。「俺の名は桂木竜、得技は強姦」と言うやいなや富子を押し倒した。翌日、みさのクラスに竜が転校してくる。竜は各地の高校を転々とし、少年院から出たばかりだった。竜は高級生を強姦しようと、狙いはじめる。最初に犠牲になったのは佳江であった。そして竜は大胆にも、学校新聞に、みさへの強姦宣言を載せた。佳江と明美は、ミサを守ろうと新聞部員のダメ男コンビ・良と忠男をけしかける。みさを好きだった忠男は竜に殴りかかるが、逆に打ちのめされる。みさは、城北高校との定期戦を控えていたが、竜が襲ってくるようで、ハードルの練習に身が入らない。そんな時、竜は担任教師の目の前で明美を強姦し、翌日退学させられる。定期戦の当日、竜の不安から解放されたミサは以前の調子を取りもどし、スタートと同時にトップを走っていた。その時、みさは観客席にいる竜の姿を見る。そのとたん、ハードルに足を引っかけ、最下位になってしまう。教室で失意のあまり、泣きじゃくるみさに竜が近寄ってきた。茫然と立ちつくすみさに、抵抗する力はもはやなかった。あれほど恐れていた竜に犯されたみさではあったが、なぜか女になった喜びと一種の解放感が彼女にはあった。それ以来、みさは以前のような明るい女子高校生になっていた。

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