劇場公開日 1976年11月13日

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犬神家の一族(1976)のレビュー・感想・評価

全63件中、41~60件目を表示

2.545点

2020年8月15日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

映画評価:45点

今の時代で観る
正直な点数です。

はじめ世代の私が
初めて金田一耕助作品を見させて頂きました

この犬神家の一族は観ていなくても凄く有名な作品で、足だけ水辺から出ているシーンや、デスマスクなんかは色んな作品や番組に影響を出してますよね

そんな名作を観て
ミステリーとして感動しませんでした

次どうなるんだろう?とか
誰が殺されてしまうんだろう?とか
犯人誰だろう?とか

あんまり興味がわかなかったです

というのも、一族に愛着がなく
死んでも驚かないし、悲しくないし
殺人動機だけで回している様な話でした

スケキヨもそんなにインパクトがなく
キャラクター全般がどうしても薄く感じました
一番死んでほしくない(愛着わいた)登場人物は坂口良子さんでしたもん(笑)

それでも、はじめ世代にとって音楽が最高でした
あの怪しげな雰囲気は重低音はドキドキしてきました。

金田一耕助自体にはどんどん
作品を観ていけば愛着わきそうです
あの飄々とした感じは観ていて楽しいですしね

【2020.8.15観賞】

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まぁと@名作探検家

5.0珠代は永遠のイメージ~島田陽子は長身で美しくアタリ役

2020年7月24日
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鑑賞方法:VOD

なによりも原作の力が凄まじい。昨日と今日にかけて一気に再読して、映画もみたくなった。今回で2,3回目だが一気に観れた。

色合いが当時1970年代のノスタルジーを醸し出し、それが地方の色合いとマッチしていて入り込める。原作で想像していた珠世はこの物語の象徴、情念の結晶のような存在で忘れがたい。

珠世演じた島田陽子の美しさも格別だし、高峰美枝子の情念の演出等、配役の演出も素晴らしい。

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菜野 灯

5.0金字塔

2020年7月11日
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何度かリメイク・リテイクされているが、これは金字塔だった。
原体験にこれがあると、ほかの横溝作品も、石坂浩二でない金田一も、みんな類似品のように感じてしまうのである。

市川崑監督は、晩年まで精力的な監督だったが、最盛期は50~60年代だったのだろうと思う。後年には、枯淡な和空間を撮る監督になっていた。

だから1976年のこれは、いわば壮年から老成期への変わり目に撮られた。──と思う。
個人的には市川崑といえばビルマの竪琴やおとうとや東京オリンピックではなく、吾輩は猫であるやこの映画が印象深い。

横溝正史作品の映画中のもっともすぐれたエンターテインメントであることに加えて、忘れ得ない人物像があった。

昭和世代で、橘警察署長(加藤武)の「よし、わかった」を知らない人はいない。わたしの老齢の父はいまだに、右手をチョップにして左手平をパチンと叩き「よし、わかった」と言うことがある。正式には、手指をしっかり伸ばした右チョップを、進行方向を示すように大ぶりに、ずいっと前方へ出す。もちろん、これはなにひとつわかっていない時でもやっていい。わたしも、細かすぎて伝わらない物まねのように、若いアルバイトの前で「よし、わかった」とやることがある。どう思われているかは知らない。

もう一人。
ホテルとは名ばかりの湖畔の旅館「那須ホテル」の女中として坂口良子が出てくる。
これ以上ないほどのはまり役だった。明るくて大らかでぶっきらぼうで──どうしようもない魅力にあふれていた。彼女はこの女中役──わずかな登場回/時間で、不動のポストを得た。他作品で、誰が演ってもこの坂口良子にはかなわなかった。

もしドラマで、それがなんのドラマであれ、ぶっきらぼうで、たいがいに失礼だけれど、すこしも憎めないかわいい若い女が設定されているなら、それは巡り巡って那須ホテルの女中はるさんから来ているはずである。彼女はキャラクターの原型を創造したのだった。
業界が御息女に甘いのは、だれもがその坂口良子を記憶しているからだ。──と思う。

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津次郎

4.0名作と思う。

2020年6月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

雰囲気もすごい。

初見でしたが、食わず嫌いでした。

面白い、人間関係も。

坂口良子って可愛かったんだ。

リメイク版みて、オリジナルの素晴らしさをあらためて感じた。

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昔から映画好き

3.0混みいりすぎて、難しい…

2020年6月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

難しい

伝説のミステリー作品。
ちょっと混みいりすぎて、なかなか難しい…
それにしても、みんなやり方が大胆すぎる(^_^;)

キャストはみんな若すぎて、何人かは見てるうちに気づいたけど、島田陽子は名前を見ても同じ人物には見えない…
ってゆーか、最初にキャスティング出したら、ちょっとネタバレじゃないかな?

とりあえず、音楽が『ルパン三世』っぽいと思ったら、大野雄二か(°0°)‼

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n.yamada

3.5Amazonプライム再鑑賞

2020年6月6日
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昔観た時は、もう少し良かった気がする。今は粗が見える。

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KoN

5.0レンズがすごい

2020年3月19日
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古い映画を見直すとこんなにいい映画だったのかと驚く場合と、風化してしまったなあとかがっかりする場合があるのだがこれは
こんないい映画だったのか!!と驚いた。

まず石坂浩二が個性的で美しい
次に島田陽子が非常に妖艶な雰囲気。この映画のカラーカラーを決定付けている。
妖艶と言うか妖精と言うかまるで現実の世界にはいない女性のように 。
(彼女はちょうどこのころ 将軍 という映画でも
この映画で見たか見せたのと同じような妖艶的雰囲気を醸し出しており
外国から来た侍がまったく別の国というより別世界へきてしまったという雰囲気が
よく醸し出されていた)
それから長女の婆様
何ていう名前の女優さんか知らないが とってもババアの色気魅力が出ていて、犯人が分かってしまってからの客を飽きさせないだけの力を発揮していた。
若い時に見た時、この女優さんはただのばあさまだったんだが今、自分が50を過ぎると女性に見えるから不思議なものだ
そして 驚くべき終わり方
ちょうどあたかも見送れなかった人の金田一を見送れなかった心残りが、あの終わり方によって醸し出されていた
原作が非常に面白く、脚本もよくできていて。俳優たちもピークだし。撮影するのが楽しくてたまらない。という雰囲気が伝わってくる。そして、こんな一流の映画を日本映画がすっかり落ち目になったこの時代に作ったとは!!
市川崑監督すごい。

さて、ここからが大事な話なのだが
レンズがとっても良い
レンズというものは精密精巧に被写体を映せばいいというものではない
写真が味わいのあるものにならなければいけない
素晴らしいボケが出なければならない
この映画で使われているレンズは映画全盛期のレンズで、そういった味わい醸し出されている。それはつまりそういうものを作るために試行錯誤されて出来上がったレンズだということである
現在のメーカーにこのようなコンセプトのレンズを作ろうという意図が全くないのは非常に残念だ
美しい写真を撮る自信のある監督は、ぜひこうしたオールドレンズを使用してフィルムカメラで映画を撮って欲しいものである

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KIDOLOHKEN

3.5 リメイク版はあっさりしてたかな~とも感じていたのですが、オリジナ...

2019年2月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館

 リメイク版はあっさりしてたかな~とも感じていたのですが、オリジナル版は長い・・・

 さすがに高峰三枝子の演技は鬼気迫るものがあるなぁ。貫禄がありすぎます。改めてオリジナルを確認すると、細かいシーン(多分、監督が好きなシーン)へのこだわりがわかる。そして、ホラー映画にも通ずるかのようなおどろおどろしさはオリジナル版が強い。

 リメイクの深田恭子が下手だという評判もありますが、この映画の坂口良子も下手だと思うぞ。全体的には演技力はオリジナルが上。

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kossy

2.5名作は名作

2017年12月23日
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おどろおどろしさというものが非常に際立つ演出だったので、名作といえば名作なのでしょうが、それがどうもいただけない。面白くないわけではないが全体で見たらこれと言って何があるというストーリーでもありませんでした。

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ハワイアン映画道の弟子

3.5オリジナル版

2017年9月12日
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リメイク版の前に制作された作品で僕はこっちの方が好き!
石坂浩二も若い‼️

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たか

4.0映画、ポスター、映像どれもが秀逸

2017年7月26日
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鑑賞方法:DVD/BD、TV地上波、CS/BS/ケーブル

怖い

映像もいいし、音楽もいいし、なんといってもポスターがいい。
あれほど怖いポスターを未だに見たことがない。

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so1

2.5色々と試した感じが、面白かった。

2017年7月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

 角川映画の第一段、ということで、色々と面白かった。

 敢えて静止画像で細送りとか、
 ネガみたいな照明とか、
 片目だけのアップを連続させて、とか。(^w^)

 何か、やってみたい!という技法を色々と試した感じが、面白かった。

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たまき

3.0色んな作品の元ネタになってる。

2017年3月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

ので、物語の大筋は観ていなくても知っていた。が、ちゃんと観たのは初めてだった。
今観ても、カット割等斬新。
音楽も大野雄二さんで耳に馴染みがあるし。

こういう作品も、たまにはテレビ放映すれば良いのにな〜。
坂口良子さんが、娘さんよりも可愛かったな〜。

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いざよいらいる

3.5教えましょう、犯人は… ウソです。ネタバレには注意しましょう。 再...

2016年12月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

教えましょう、犯人は…
ウソです。ネタバレには注意しましょう。

再見でしたが、すっかり忘れててまた新たに楽しめました。
ストーリーがいかにも推理小説って感じでいい。血族ドロドロ、覆面等。少しのグロとエロもワクワクさせてくれます。大ヒットも納得。
坂口良子がかわいい、やはり娘よりいい(笑)

ただ、個人的には石坂金田一はあまり好きではありません。私にとっての金田一はTVドラマの古谷一行、あのシリーズ、大好きでした。

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はむひろみ

4.0俳優が良かった

2016年8月11日
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鑑賞方法:映画館

島田陽子は最高に綺麗。
坂口良子は最高に可愛い。
石坂浩二は最高に格好いい。
高峰三枝子は最高に芝居が上手い。

映画的には取り立てて言うことはない。
ボートで眠るシーンの色彩感覚や、
シュールなエンディングは良いが、
気取ったフラッシュバックや、
演出方針がふらふらしている所もあり、
素人っぽいと思ったのが正直な所。
この監督の他作品を見る気にはならず。

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shadow-81

4.5何度みても怖いわ

2016年8月11日
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鑑賞方法:映画館

あおぬましずま、、恐るべし❗

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れこほた

4.0編集のテンポが速くて好き 口論になるシーンのカットバックが特に速い...

2016年8月4日
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編集のテンポが速くて好き

口論になるシーンのカットバックが特に速い

たまにサブリミナル的に入るインサートショットが良い

これらの編集の特徴は、エヴァに影響を与えてるっぽい。そっくり。

庵野秀明自身、市川崑に影響受けてる事を公言してるし。

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saikimujin

5.0金田一シリーズで1番

2016年6月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

録画

やっぱり、こちらの元祖?犬神家のほうが好き(監督同じなんだけど…)

家のショット、廊下からのショット、広間には一族が集まってる。そしてそこに微かな息づかいで寝ている老人。
「お父様、ご遺言は…」
空気の流れ変わる。それはもうゾクッとするほど
この作品を初めて観たときは怖くて怖くて薄目で観たりしたものです。初めて観た際の年は忘れましたが、私の中で生まれてきて初めて観た、ある意味ホラー映画だったのは間違いないです。

やはり金田一シリーズは犬神家の一族(1976年:石坂浩二)が上位にくる。
悪魔の手毬唄(石坂浩二)・八つ墓村(渥美清・古谷一行)も捨てがたいけどw

改めて市川崑は凄い!!
ということでDVD購入しますw

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豆

4.0やっと

2016年5月4日
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見ました。
あの有名なシーンが見れたのが嬉しいw
なんか笑ってしまったが。

このシリーズは死体の描写が良いですね。
凄く印象的。

ただ、動機などがシリーズ通して似たり寄ったりなのがね。
それでも良くできた作品でした。

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TKO