吸血鬼ふたたび
劇場公開日:1976年5月26日
解説
吸血鬼、魔王らが登場する怪奇映画のパロディ。法政大学生の北里宇一郎のワンマン映画で、出演しているのは、彼の学友、知人、下宿の隣人である。(16ミリ)
1976年製作/56分/日本
配給:その他
劇場公開日:1976年5月26日
ストーリー
闇の世界から吸血鬼が旅行にきて、紅と暁という人間と知り合う。暁は自分の下宿に彼をつれて来る。この吸血鬼、陽光をあびても平気。その上、罐詰に入れた血液を持っているので人間を襲うこともない。ところが、高層ビルに生棲している魔王は彼の存在に脅威を感じて殺し屋スプリングタイム・キラーをさし向ける。だが二人は吸血鬼に翻弄されて逃げ帰ってくる。魔王は自分をフランケンシュタインの怪物に改造して吸血鬼に挑むが、やられてしまう。そのうち吸血鬼は、いずこともなく去ってゆく。寂しくなった暁は黒いケープをまとい、口に牙をはやしてセルフ・メイドの吸血鬼になる。商店街をぶらついていた暁はスプリングタイム・キラーにつかまり、第二の魔王の下に連れてゆかれる。魔王とあらそい胸に棒が突きささった暁は倒れ塵と化し、風に吹き払われる。その頃、一人残された紅が吸血鬼に変身していた。
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