「非常によいが穴もおおい」映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 yoshi-eggさんの映画レビュー(感想・評価)
非常によいが穴もおおい
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子供のころから数えると数十回視聴していると思います。思い出補正が入ると評価は最高となりますが、以下のように、かなり穴が多い作品であることが残念ですので星4としておきます。
・PCIAの戦闘艇(クジラ型)の作画が大きくなったり(自動車の横幅くらいのサイズ)小さくなったり(しずかの部屋のドアの幅より小さい)
・探査球を銃で撃ったり、壊したり、怪しまれるような行動を取る。探査球の前で重要な話をする。マイクがついていたらどうするのか?
・探査球の電波の発信源に、スモールライトでわざわざ小さくなって、しかも、まだ改造していないラジコンで乗り込む。この状態では勝ち目はないと思うが、、、
・ピリカ星の猫はネズミのような生き物であるが、しずか開放の交渉時のパピとドラコルルの会話では地球の猫を猫と呼んでいる。
ビッグライトを使えばよいではないかとか、ドラミに助けを求めればよいではないかなどは、他の大部分の劇場版作品でも言えることなので、ここでは不問とします。
2021年公開のリメイク作品ではこれらの穴を埋めて、よりよい作品になっていることに期待します。
また、これまでのリメイク作品では、のび太達が敵を犠牲にする描写がことごとく修正されているので、ピリポリスで大きくなったのび太達が敵のヘリや戦車を破壊するシーンは修正が入りそうですね。しかし、反乱軍と自由同盟が戦って犠牲者が出ないわけがないので、過度な修正が入って綺麗事にされてしまわないか心配です。
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