女子大寮VS看護学園寮
劇場公開日:1984年9月1日
解説
女子大生と看護学生の恋の戦いを描く。脚本は「OL百合族19歳」の斎藤博、監督は「襲われる女教師」の斉藤信幸、撮影は「ひと夏の出来ごころ」の杉本一海がそれぞれ担当。
1984年製作/69分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1984年9月1日
ストーリー
女子大生、宮本一枝には山口孝という恋人がいるが、二人はケンカが絶えない。ある日、一枝は別れ話をもち出し、諦められない孝は、夜、一枝の部屋に侵入しようとして窓から落ちてしまう。病院のベッドの上で気付いた孝は、意地を張って、傍らにいる一枝にもう来るなと言う。やがて孝は、看護実習生の知子と親しくなっていく。そして、一枝は近所の酒場“風来坊”で知子と知り合い、親しくなるが、二人が孝を好いていることが分り、ライバルとなる。一枝は病院に孝の下着を届けると、彼は連絡なしに退院しており、傷ついた一枝は奥さんに逃げられた“風来坊”のマスター、信也と体を重ねるのだった。夏が過ぎ、秋になるとキャンパスは学園祭が花盛り。一枝は孝と偶然に出合い、強引に体を重ねるが、孝は、知子が看護婦になった時点で同棲しようと心の中で決めていた。一枝は知子が孝の洗濯の世話をしていることを察っする。数日後、一枝が“風来坊”に入っていくと、知子と孝、友だちの女の子もボーイフレンドといちゃついており、マスターの信也も帰ってきた奥さんと仕事をしている。幸福そうなみんなを残して、一枝は明け方の街に出ていく。突然、激しい雨か降ってくる。一枝は降りそそぐ雨に身を任せながら寂しい気持ちをいやしていた。