1000年女王のレビュー・感想・評価
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超絶的世界観、それを支える喜多郎、更に
壮大で超絶な世界観がめちゃくちゃわかりやすくしみてくるのは、明らかに素晴らしい音楽が鳴り響いているからと確信する。
正直絵そのものの魅力はそれほど感じないけれど、トータル的な世界観による吸引力がものすごくて、物語なんかもそんないいもんではないと思ってしまったけれど。最後に先生の顔を見ての台詞で予想外の悲しみにおそわれてしまったのは、全てこのワールドの成す術だとただただひれ伏すのみ。久々あのテーマ曲を聴きたくなってしまいます。
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ジュブナイル
古き良きサイエンスファンタジーなんだけど、未来を想定する世界観と、そこで生きる少年の視点が、うまい具合に絡み合っていてそこだけは引き込まれる
わたしにはまだしなければならないと言う千年女王だけど、この千年間は一体ナニしてたのか?とは思ったら女王にとっての千年って短いらしいね
色々発展している世界観なのに窓拭きはアナログなんだ…とかそういう大味設定が好き(*^ω^*)
地球を擁護するは美しき女王
「竹取物語」をモチーフにした松本零士アニメ。
遊星ラーメタルから派遣され、“1000年女王”として地球を見守り続けて来た弥生。
だが、ラーメタルが地球侵略を企てている事を知り…。
同じ松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」や「キャプテン・ハーロック」のような活劇を期待すると肩透かしを食らう。
1999年という時代設定、地球滅亡の危機など世紀末感漂う。
地球と母星の間で悩み、地球を守る為戦う道を選ぶ弥生の姿は悲壮感漂う。
生命の尊さ、星や宇宙の神秘など、「銀河鉄道999」を彷彿させる印象。
黄金の長髪の美女と少年の構図も。
1000年女王=弥生を信じる始少年の姿に希望の光が込められている。
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