桃尻同級生 まちぶせ
劇場公開日:1982年1月22日
解説
大阪を舞台に、三人娘の奔放な生き方を描く。脚本は「ガキ帝国 悪たれ戦争」の西岡琢也、監督は「女体育教師 跳んで開いて」の小原宏裕、撮影は「肉体保険 ベッドでサイン」の杉本一海がそれぞれ担当。
1982年製作/70分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1982年1月22日
ストーリー
大阪心斎橋で、ミキ、さおり、圭子のツッパリ過激派ナメん女トリオが歩いている。母子家庭に育った通称“万引き売春”のミキは、家出した妹のチビを気づかう優しい十七歳、さおりはブームの過ぎたノーパソ喫茶のウェートレス、圭子はソープランドで働いていた。ある日ミキは妹のチビが何度となくさおりの店に現われるという情報をキャッチし、まちぶせて、ご対面。売春グループの総元締めとして、若い娘を斡旋して自活していたという。そして、三人トリオを誘い、立派なチビのマンションを根城に売春を始めることになった。チビはふとしたことから、ヒデオという歌手志願の男と知り合った。彼は十六歳のとき、飛田の売春部屋で厚化粧の四十婆ぁの醜悪な秘部をみせられて以来、インポテンツになっていた。ヒデオをバックアップしている緒方に「あいつの唄をアカンようにしている原因はインポや」といってチビと三人にインポの治療を頼む。三人三様の治療が始まって数日後、チビは緒方から、ヒデオの勤めるクラブは、東南アジア売春ルートのアジトで、ママがその元締めであるという情報を得、あわよくば手付け金をせしめられると、三人に持ちかけた。その取り引きはまんまと成功し、翌朝、お互いに惹かれ合っていたミキとヒデオは東京へと旅立った。