女子大生 ザ・穴場
劇場公開日:1981年3月6日
解説
ノーパン喫茶で外国旅行の費用をかせごうとバイトする女子大生の姿を描く。脚本は「見せたがる女」の三井優、監督はこの作品がデビュー作となる川崎善広、撮影は「団鬼六 薔薇地獄」の森勝がそれぞれ担当。
1981年製作/62分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年3月6日
ストーリー
女子大生のみゆきと泉は、夏休みにアフリカ旅行を計画、その仕金かせぎに、ノーパン喫茶でバイトをすることにした。股下ゼロセンチのミニスカートにパンストだけというスタイルに好色そうな客の視線が集まる。二人がバイトを始めて数日後、みゆきのボーイフレンドの登は、他の男の前でヒップをさらしているのに見かねて、同じ店でバイトを始めた。干渉的な登の態度に泉は腹を立てた。ある日、常次という男がやって来た。実は、みゆきの父はヤクザの親分で、父の仕事が嫌で家出していたのだ。常次は父の子分で、親分が危篤なので家に戻って欲しいと言うのだ。みゆきはてんで耳を貸そうとしない。二人がバイトする店にはスペシャルコーナーというのがあり、抽選に当るとそこで濃厚サービスをしてくれる。高校生風の弘が当選するが、その場になって逃げだしてしまう。バイトを終えた帰り道、みゆきは歩道橋から飛び降りようとする弘を見つけた。マザコンの弘をラブホテルへ連れて行くみゆき。コトを終えて母に電話する弘に、みゆきは失望した。みゆきのアパートに常次が待っていた。父の死を知らされ、みゆきはショックを受けるが、それを隠すかのように悪ぶりながら若い股体で常次を挑発した。「私にとって常次さんは父親のような人」と全裸になった。二人は体を重ねると激しく求めあった。「お嬢さん見事や」と言って常次は果てた。次の日、常次は帰って行った。バイトを終えたみゆきは明るかった。その時、一陣の風がスカートをめくり、下はなんとノーパンだった。