ダーリニャヤ村

解説

今日のコサック集農の生活を描く。集農が軍事教練を行い、働ける男は残らずこれに参加する。女はその間男達に代って銃後を守らねばならぬというのが主題でダ村の娘ダーリヤ(ゾーヤ・フェドロワ)と、ダ村の競争相手たるコチェトフ集農の乗馬の名人ミーシカ(N・クリュチコフ)との恋物語が筋を運ぶ。ダ村ではダーリヤ部隊とパヴロを指導者とする男の部隊とがまた能率を争っており、内気娘ニューラ(N・シャテルニコワ)がパヴロを恋しており、ダーリヤは銃後で我慢ならず男と一緒に前線に行く、といったような明朗な喜劇で、コーカサスのクバーニ地方が舞台となっている。原作A・ラドゥンスキイ、脚色B・チルスコフ、監督E・チェルヴャコフ、撮影S・ベリャエフ、美術N・スウォロフ、作曲V・シチェルバーチェフ。

1940年製作/ソ連
原題または英題:Stanitza Daliniaja

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