白衣の悪魔

解説

モーリス・マクドーガル氏の原作に成った小説をウォルター・リチャード・ホール氏が脚色監督したもので、主役は「キイン」に出演した英国のメアリー・オデット嬢及び英国のロードウェスト映画「人生の行路」で我国にも知られているスチュアート・ローム氏である。無声。

1923年製作/ドイツ
原題または英題:The Shadow of the Mosque

ストーリー

メソポタミアの砂漠の町ユル・ラギの酋長ハーメッドは、ムサの娘ウユニを望んでいたが、親切な英国駐屯軍の司令官リチャード・ガルト大尉は彼女をハーメッドの手から救ってやる。娘の父ムサはかつて英国の古物学者を殺害したのはハーメッドである事を大尉に告げたので、これを怒ったハーメッドはムサを乱打する。瀕死の間にムサは我が娘ウユニは実は古物学者の娘である事を告げて死ぬ。彼女と大尉とは幸福な生涯に入るべく故国を指して旅立った。

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