マチステの公休
解説
久方振りのマチステ劇。例によって多分に幼稚な滑稽味を含んだもの。筋はエルネスト・パガニ氏の怪力を示す為に作られてあることは勿論である。少年諸君の見て面白い映画。(無声、四篇)
1921年製作/イタリア
原題または英題:Maciste On His Vacation
ストーリー
マチステは所属のイタラ会社より公休を得、新しく自動車を花嫁として買い、これに乗って閑静な怪しい古城に来る。この古城にはエディスというアメリカ美人を中心として詩人と伯爵との恋の暗闘があった。事件の渦中に自然と身を投じたマチステが得意の怪力を振って詩人及び伯爵一味を懲しエディスを安全な身にする。彼は彼女の感謝と恋を捨て再び花嫁に乗じて旅を続ける。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- ルイジ・ロマンド・ボルゲネット
- 原作
- アレキサンドロ・デ・ステファニ
- 撮影
- オーガスタス・ペドリニ
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