ユダヤの娘

解説

ドイツ、ネオス映画で日本には馴染少ない顔ぶれの映画。主役レオンティーン・キューンベルク嬢の相手役として、先日の「戦国の母」出演のパウル・オットー氏が出演している。無声。

1920年製作/ドイツ
原題または英題:Judith Trachtenberg

ストーリー

中世紀におけるドイツの人民は宗教的反感が強かった。ユダヤ教を奉ずる者は他教徒との結婚を許されなかった。ユダヤ人ナサナエルの娘ユディットはブラノウスキー伯爵と恋に陥ちた。父親や兄妹始め人々の反対を斥けて彼女は伯爵の許に走った為、勘当同様の身となり一度はその不運を嘆いたが、良人伯爵の温かい愛によって幸福に生きる事が出来た。やがて人々の頭にも自覚の曙光は現われ来て、異教徒間の結婚も許される様になったのである。

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