モスコウの踊り子

解説

「因縁の指環」の主役ダグニー・セルヴェス嬢の主演映画で、「蛇身の舞」出演のグスタフ・アドルフ・セムレル氏が相手役を勤める。発売はダイツ会社。無声。

ドイツ
原題または英題:The Dancing Girl of Moscow

ストーリー

サルティコフの領主セルゲイは放縦な貴族であったが、ある冬その領地に帰り村の孤子マルファを見染め屋敷へ引き入れたが、無論それは一時の出来心で、彼女の切なる望みで都へは連れ帰ったものの、彼は己れのみ享楽に日を送った。彼の愛情を取り返す術なきマルファは踊子とまで身を落したが、偶然昔村で彼女を恋していた青年ミハイルに遭った。青年は彼女を救い妻としようとした。一方セルゲイは放蕩のあげく、領地財産を失い遂に野原に倒れて死んだ。ミハイルの情愛、セルゲイの無情、しかもマルファは遂にセルゲイを忘れ得ず、結婚式の夜彼女は式場を脱れ出て忘れ得ぬ男の死骸にすがって心ゆくまで熱き涙を流した。

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