第三者

解説

原作は現フランス文壇の雄ポール・ブールジェ氏が一八九三年即ち氏がフランス文芸院会員となる一年前に表した“Cosmopolis”である。氏は小説家であると共に哲学者である。氏の作物で我国に紹介されたものは「権衡の女神」がある。古く「乗合馬車十三号」や「秘密の王女」に出演したアルバート・カポッツィ氏、「死の呪」に出たセシル・トリアン嬢、そのほかでは「権衡の女神」出演のカルロ・グァランドリ氏やミナ・ゴルリ嬢が出演している。無声、染色。

イタリア
原題または英題:Life Nemesis

ストーリー

ローマにいるある一小グループに起った話。ステノ未亡人は勝手な生活を送っていた。ゴルカ伯爵より、今はメイトランド画家に興味を移した。画家の妻リディアがこれに報いる為に送った幾多の無名の手紙は或はゴルカとリディアの弟チャペロンとの決闘に導き、ゴルカ一家は悲哀の中にローマを去る。或はステノ伯爵未亡人の娘アルバの美しい夢を破る。頼みに思った小説家ドルセーヌは逆境のアルバの願いを入れてくれぬのでアルバは病に患ってこの世を去る。始めてアルバを愛していたとドスセーヌがわかった時はもう遅い。彼も失意の中にローマを去って行く。

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