狂ったメス

劇場公開日:

解説

ドナルド・フォードとデレク・フォードの共同執筆になるシナリオをロバート・ハートフォード・デイヴィスが監督したスリラー。音楽はビル・マックガフィー、撮影はピーター・ニューブルック(製作も担当)が担当している。出演は「吸血鬼ドラキュラ」のピーター・カッシング、「国際諜報局」のスー・ロイドなど。

1968年製作/イギリス
原題または英題:Corruption
配給:コロムビア
劇場公開日:1969年5月31日

ストーリー

外科医のジョン(P・カッシング)は、友人の写真家の家でのパーティに、妻のリン(S・ロイド)を伴なって出席した。パーティにつきものの口論がはじまり、ジョンもまた、それにまきこまれた。激しい口論となり、つけ放しとなっていたライトが倒れた。折悪しくその下にリンがいた。リンの顔は無惨に焼けただれた。責任を感じたジョンは整形外科の研究をし、ただひとつ人間の脳下垂体を移植すると全治の可能性があることを発見。深夜、死体置場を訪ね、手術を行なった。リンは再び美しさをとりもどした。がリンの妹の恋人スティーブン博士は手術結果に疑問をもち、すぐもとの姿にもどるだろうと言った。その予言は的中、一週間でリンの顔は変った。ジョンは街角で待伏せ、通りがかりの女を殺害し、移植手術をつづけた。そんなある日、スティーブン、バルなどが手術室にあつまり、ヒッピーたちがさわぎだした。その時、リンの頭は狂った。彼女は、手術室のボタンをメチャメチャにおした。そのなかに、レーザーもあった。レーザーがこなごなにはじけ全員につきささった。

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